加藤典洋の「小説の未来」を読んだ。 小説の未来 (講談社文芸文庫) 作者:加藤 典洋 講談社 Amazon 以前に同じ著者の書いた「世界をわからないものに育てること」を読んだときに、柴崎友香の「わたしがいなかった街で」の読み方を紐解いた批評が面白く、この…
なんか川っていいなあと常々思っているので、江國香織の「川のある街」を読んだ。 川のある街 作者:江國 香織 朝日新聞出版 Amazon 江國香織の小説はかなり前に「流しのしたの骨」だけ読んだことがあり、いまいちその内容も覚えていないのだけれど、この「川…
パルプ・フィクションを見た(今さらの映画ですけれどネタバレ書いてます)。 パルプ・フィクション (字幕版) ティム・ロス Amazon 一度目に見たときにはあんまり何も思わなかったのに、次の日普通に生活していたら、なんとなくあった映画の余韻でちょくちょ…
いつからかくしゃみをすると喉が痛くなるようになった。くしゃみをした後すぐにお茶を飲まないと、風邪をひいたときみたいに喉に焼けるような痛みが残る、その理由が知りたくて下のYahoo!知恵袋にたどり着いた。 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp 回答者の「鼻…
これまでパパッとシャワーだけで済ませていたところを、なんや分からんけどこの冬から湯船にお湯を張ってお風呂に入ってみようという気になり、そうしている。先日、入浴剤として使っていた色んな温泉のお湯を再現したアソートの袋が全て切れたから、適当に…
のだめカンタービレを映画版も含めてすべて見終わった。我ながら単純ではあるが、出てきたクラシックの楽曲をやたらと聴いている今日このごろ。最終楽章前編の、千秋先輩とのだめが夜の川のほとりでお話しするシーンが好きで、そのシーンを何度か繰り返し見…
三日くらい前に都筑道夫の「やぶにらみの時計」を読み終わった。 やぶにらみの時計 (徳間文庫 トクマの特選!) 作者:都筑道夫 徳間書店 Amazon きみの目蓋は、たしかに重い。けれど、盤陀づけされてしまったわけではない。だから、その気になれば、持ちあげ…
TVerのアプリを開いたら、のだめカンタービレのドラマがあるのを見つけてテンションが上がった。 tver.jp 第二話まで公開されており、見るとやっぱり面白い。第一話終盤ののだめと千秋先輩が一緒にピアノを弾くところの玉木宏がめっちゃイケメン(上野樹里も…
個人的に今年のキングオブコントがあんまりハマらなかった分、М-1に過度に期待してしまっている。今年はいずれ行くだろうと思っていたマユリカと令和ロマンが決勝に進出した。でもこのいずれ行くだろうは、この二組が決勝に進出してから思ったことで、完全に…
長期休暇を取った際に、四日目以降から小説やら漫画やら音楽やらにえらく入り込めるようになる。個人的にそれは仕事の毒素が休暇四日目になってようやく抜けるからだと思っており、その実感をもって振り返ってみれば、あまり小説やら漫画やら音楽やらに入り…