牛車で往く

日記や漫画・音楽などについて書いていきます 電車に乗ってるときなどの暇つぶしにでも読んでください

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おいおい、不良が挨拶しただけでなぜ「いい子やわ」というのだオカンよ

生きていたら、どうも腑に落ちないことに出会う。そのひとつとして、不良が挨拶をするといい子に見えるというものがある。全然納得できない。なぜ挨拶をしただけで、こうも評価が逆転するのか。オセロでもあるまいし。一発逆転が過ぎる。そもそも彼らは普通の学生たちと比較して、えげつないぐらいに他人に迷惑をかけているではないか。私個人の体験としては、自転車の自動ライトの配線を切られたり、雨の日の部活で校内をランニングしていると上履きをぶつけられたりした。普通に腹が立つし、怖いから何も言えない。普通に怖い。ケンカも強そうやし、仲間も多いし。そんな彼らが挨拶しただけで・・・。『なんでやねん!』と思わずにはいられない。挨拶なんて私も彼も彼女もしてますよ。けれども、一度もそれで褒められたことなどない。いや、褒めてもらうためにしているわけではないけれど。それが不良が挨拶しただけで・・・。そして何より、身内である母親が「あの子挨拶ちゃんとするやん。ホンマはいい子やわ。」などとのたまいだす。いやいやオカンよ。彼らはあなたの愛息子に危害を加えていますよと。気づいてくだされ、母上。私は塾帰りの夜道、無点灯で暗闇の中自転車を漕いでいます。そして、守ってくだされ、母上。普通に不良が怖い。塾に通っている私と、煙草を吸っている不良たちの交わることのない平行線。

 

でもホンマにこういう出来事から思うのは、世の中ギャップやなと。悪そうなやつ(いやもう悪いやつや)が挨拶するだけでこの評価の変わりよう。イケメン俳優がバラエティで面白ければ一気に好きになるし。ストレートのあとにはフォーク。もしくはチェンジアップ。菊池雄星はパワプロで遊んでいるときに、強い投手はみんなチェンジアップを持っていることに気づいて習得しようと思ったそうな。そのフットワークの軽さと素直さに憧れる。メジャーに行っても頑張ってくれ。そして、お笑いの基本は緊張と緩和。チュートリアルがM-1で優勝した直後にイロモネアに出たときのことが忘れられない。一発ギャグに挑む前に徳井が意気込みを聞かれて、「M-1チャンピオンなんで、しゃべりで笑わせますよ。」と言った。その直後に、陽気な坊主と称して、変な顔をしながら踊りだしたときは笑いが止まらなかった。こんなシンプルなフリに引っかかるなんて。M-1優勝という剛速球のごとき肩書きを持っているからこそ活きる変化球。私の中で、ただでさえ高かった徳井の評価がさらに上がった。メジャー級やわ。そして、大学生はGAPのパーカーを着る。話はちょっと逸れるけど、GAPってセールのとき普通の顔して50%以上値引きしてくるけど、そのせいで逆になんでもない普段のときの価格、どうなってんねんって思ってしまう。適正価格なんぼなん?と。しかも割と頻繁にセールしてるし。価格のギャップが凄すぎてセールじゃないときに買うと、損してる気分になるのではないか。

 

そして、もうひとつ腑に落ちないのが、不良の親に会ったときに、彼らが普通の顔をして私に挨拶してくることだ。いやいや、あんたの息子にめちゃくちゃ迷惑してまんねんコッチは。なにを素知らぬ顔で普通に接して来てんねん。まずは息子をどうにかしてくれ。この際、礼儀の初歩の挨拶なんてどうでもいい。別に会っても無視してくれて構わん。ただ息子が上履きを人に向かって投げるのを止めさせてくれ。それ以上は何も望まんから。こう思う一方で、芸能人の二世タレントが何かやらかしたときに親が謝罪しているのを見ると、その必要はないやろと思う。彼らはもう成人しているし、いつまでも尻ぬぐいなどしなくてもいいのではないか。なんなら、その親のタレントに向かって取材をしているマスコミの人はどういう気分なんだろうか。不良の親に違和感を抱いている私と同じ気分なんだろうか。そうだとしたら、それはなんか違うような。

 

そもそも大人と子どもの線引きは難しい。いつまでが子どもで、いつからが大人なのか。成人しているけれど、親のお金で大学に通っている大学生は大人なのか。大人の定義とは。前にも書いたことがあるが、私は大学生になってから受動的に講義を受ける意味が分からなくなった。自分がやりたいことでもない、流れで進学した大学で受ける授業。これに一体何の意味があるのだろう。もしそれと同じことを中学生のころの不良が感じていたのならば、彼らは同じ中学生のころの私よりも精神的に大人であったのではないだろうかと思うのだ。何に使うかも分からない知識を学ぶために学校へ行き、教わる側として無条件に子ども扱いされるということを嫌っていたのならば、不良たちが抱いていた苦しみを今なら分かる気がするのだ。私は同じことを大学生にならなければ気づけなかった。もし、不良の親がそんな彼らを一人の人間として扱い、彼らの言動は全て彼らの責任であるとして放置していたとするならば、私はその考え方に理解を示したいと思う。親は自分の子どもをいつまでも子どもとして扱うものだし、それが時に子どもの自由や成長を妨げることにもなる。果たして本当にそこまで考えていたのかどうかは分からないが。そして、不良になるということは社会のレールから脱線するということだ。中学生にして社会のレールから脱線し、はじかれものとなった彼らが、仲間を集めて群れるという行為も自然なことのように思えてくる。

 

話は変わって、最近ヒットしたドラマ「今日か俺は!」。これをきっかけに西森博之の漫画をどんどんドラマ化してほしい。個人的には「お茶にごす。」が好きやから、ぜひ実写化してほしい。

 

お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)

お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)

 

 

西森博之の漫画は、基本的に骨組みが毎回同じやからいけるでしょうよ。「道士郎でござる」でもいいです。ぜひ、ご検討のほどよろしくお願いします。

丁寧に描かれた細部に神が宿りまくり(panpanya「グヤバノ・ホリデー」)

panpanyaの新刊「グヤバノ・ホリデー」。

 

グヤバノ・ホリデー

グヤバノ・ホリデー

 

 

日本では手に入れることが難しい果物、グヤバノを探し求めフィリピンへと向かった旅行記を描いた表題作「グヤバノ・ホリデー」を含む短編集。これまでのpanpanyaの漫画の中で一番好きな作品かもしれない。そう思うほどに素晴らしかった。何より読んでいて楽しかった。

 

まず最初に表紙の色がいい。エメラルドグリーンが鮮やかだ。そしてカバーを外した本体の表紙もいい。街路を撮影した写真が用いられており、ブロックやマンホールにエンボス加工がなされている。こだわりを感じる。

 

この「グヤバノ・ホリデー」、これまでのpanpayaの漫画の中でも、特に丁寧に描かれているように感じる。まずは裏表紙の本書解説文。グヤバノとはどういった果物であるのかが詳細に書かれている。そして、実際の本書の中では、缶詰が密閉される仕組みやヨウムの生態、さつまいもが育ちやすい土壌の条件などの解説がなされている。さらには、風景を見つめる視線も細かい。電柱に貼られている案内や町にいる鳩の大きさ、地下鉄構内にある立ち入り禁止の扉。普通に生活していては、あまり意識しないであろうものたち。panpanyaがいかにこの世の細部にまで気を配り丁寧に観察しながら生きているのかがよく分かる。子どものころは、高速道路のトンネルの中の扉はどこにつながっているのだろう*1とか、ゴジラやウルトラマンに出てくる怪獣などによく潰されていたあの丸い薄緑の建物はなんだろう*2とか考えていたことを思い出す。色んなものに興味を抱いていた。今は、なんとなくの知識は増えたが、本当はそれがどんなものであるのかといった詳細までは、全く知ろうとはしていないことに気づかされる。反省しよう。

 

そういった細かい視点を出発点として、ユニークな発想へと展開されるのが非常に読んでいて面白い。「学習こたつ」といったエピソードでは、こたつによって血流が改善され脳に血液が巡る効果を期待して学校の机をこたつにしようという、それらしい理論になんだか納得してしまった。漫画の中では、カリフォルニアの大学がこたつによる学習効果の向上を研究で明らかにしたと謳われており、本当にそうなのか気になって検索してしまった。この作品では、様々な物事がなぜそうなっているのかが詳細に説明されており、謎の説得感が生まれている。この作品を読むと、自分がもっとよく観察すれば世の中には面白いことがたくさん存在しており、細部にこそ未知なる大きな世界が広がっているということに気づかされる。

 

このような細かい視点とpanpanyaの描くデフォルメの効いたキャラのギャップが、これまた面白い。「缶詰の作り方」というエピソードでは、魚はデフォルメされているのに、缶詰の中身となる切り出された部分は妙に丁寧に描かれている。

 

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panpanya 「グヤバノ・ホリデー」(白泉社) p32より

そして毎度のことながら、町の風景はよく観察されて描かれている。

 

この本の短編の中ではやはり、表題作の「グヤバノ・ホリデー」が面白い。これまでのpanpanyaの描いてきたものは、リアリティこそあるがあくまで空想の話であった。しかし、この「グヤバノ・ホリデー」は冒頭にも記載した通り、グヤバノという未知の果物を探し求めるフィリピン旅行について描いた、いわばエッセイ漫画的な作品だ。

 

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グヤバノ

フィリピンの町並みを観察して、日本の町並みとの違いを考察しているのが興味深い。ジンベエザメを見に行ったというこぼれ話では、肝心のジンベエザメを見たということよりも、昔日本で売られていた蚊取り線香を見つけたことの方に食いついている。普通の人なら、ジンベイザメを見たことにフォーカスを合わせるが、蚊取り線香にフォーカスを合わせている部分にpanpanyaの価値観が窺える。巻末にある解題にも

 

見知らぬ土地へ旅行に行くと、非日常的絶景や特別な景色よりは、見知った土地と似ている点、あるいは似て非なる点を見るのが楽しいと感じることが多い。 p187 

 

と書かれている。さらには、panpanyaには眠りにつく前に近所の景色を歩く空想をする習慣があるらしく、彼(彼女?)の町や日常に対する愛情を知ることができた。

 

この本を読んで、いかに自分が毎日を適当に生きているのかを思い知らされた。変わらない日常が退屈なのではなく、日常に隠れた面白いことを自分が見つけられていないだけだったのだ。これからは、もっと丁寧に生活していかなければと悔い改めました。いや、ほんまに面白かった。

 

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*1:あれは非常口であり、東京の青梅トンネルのものは地上の公園につながっているらしい。

*2:まあ気づいていたけど、あれはガスタンク。けれども形が筒状なのではなく球状なのは、ガスの圧力が均等に分散されるためということは知らなかった。怪獣がガスタンク壊してたけど、怪獣自身、爆発して大ダメージ負うんじゃないかってずっと思ってた。ガスタンクの爆発ではノーダメやけど、スペシウム光線では倒されるって、スペシウム光線どんだけ強いねん。空想科学読本でも読めば強さが分かるんでしょうか。

非日常の世界へと逃げ込んだり、迷い込んだり(衿沢世衣子「ベランダは難攻不落のラ・フランス」、panpanya「足摺り水族館」)

年末年始は実家に帰ってゆっくりできる。掃除も洗濯も料理もしなくていいのが楽で仕方がない。時間があるということで、衿沢世衣子の「ベランダは難攻不落のラ・フランス」とpanpanyaの「足摺り水族館」を買って読んだ。

 

ベランダは難攻不落のラ・フランス (CUE COMICS)

ベランダは難攻不落のラ・フランス (CUE COMICS)

 

 

足摺り水族館

足摺り水族館

 

 

「ベランダは難攻不落のラ・フランス」の帯には"騒々しくも爽快なマジックリアリズム"と書いてあり、その記述の通り、日常生活からシームレスに非日常の世界へと足を踏み入れていく展開がこの漫画では描写されている。これはpanpanyaの「足摺り水族館」にも言えることだ。というかpanpanyaの方がこのマジックリアリズムの感じは強い。ただしpanpanyaのマジックリアリズムは騒々しくも爽快でもなく、少し不気味で静かであるが。

 

衿沢世衣子の「ベランダは難攻不落のラ・フランス」は短編集であり、その中でも「ベランダ」というエピソードが良かった。不登校の小学生を家に招いて一緒に過ごすという内容である。

 

子どもがいるいないに関係なく、大人の私たちが、いつでも子どもの今と、その子どもたちが大人になった未来のことを考えられる世界だといいなと思っています。 p191

 

という作者のあとがきに共感した。子どもたちは過去の自分の姿なのだといつも思う。今の自分は、子どものころの自分にとっていてほしかった大人になれているだろうか?そして、不登校にもならずに学校に通えていた子どものころを振り返って、恵まれた環境で過ごせていたなと思う。最近は特に、普通に学校に通って、普通に大学に進学して、普通に会社に就職して、普通に結婚して・・・という普通の人生を送る難しさを感じる。みんな平然と生きているように見えるけれど、実は結構ギリギリで生きているって人も多いんじゃないか?何か1つでもボタンの掛け違いのようなことがあったら、普通の人生から離れてしまうんじゃないか、ギリギリのバランスで生きているんじゃないかと思う。そして、そんなときに一時でも逃げ込むことのできる世界、休むことのできる世界があればいいなと、この漫画を読んで感じた。それは、子どもだけでなく、大人にとっても逃げ込める世界があればと。

 

 

panpanyaの漫画は夜に読みたくなる。夜に読むと、ものすごく心が落ち着くのだ。panpanyaの描く漫画は基本的に、街を歩いていると不思議な看板や建物、景色などが目に入り、それらを追いかけているうちに非日常の世界に踏み込んでしまっているものが多い。この「足摺り水族館」でも、2本目の京都タワーや見たことのない博物館、頭上をゆっくりと進んでいく飛行船などに気を取られているうちに、不思議な世界へと迷い込んでしまう。

 

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panpanya 「足摺り水族館」(1月と7月) p35より

 

そして、そんな不思議な世界で非日常の体験をすることで、もとの日常世界に戻ってきたときに、これまでとは違う視点で世界を見られるようになっている。なんかpanpanyaの漫画を読んでいると子どものころを思い出す。友達と今まで踏み込んだことのない山に遊びに行ったとき、野犬に会ったりして、いつもより空が暗いように感じ、なんだか不安な気持ちになった。しかし、家に帰ったときには謎の充足感に心が満たされていた。そんな経験を思い出す。少年の自分にとって、未知の世界、非日常の世界に入ったあとに、日常の世界である家庭に戻って来れたときはものすごく安心した。しかし、非日常の世界に入ったことで覚えた心のざわつきは残ったままであった。panpanyaの漫画を読むと、そんな感覚を思い出すことができる。子どものころって、もっと人間以外の神秘的なものや霊的なものに不安を覚えていたなあ。panpanyaの漫画には、各話の間にエッセイや紀行文などが挟まれており、現実世界の不思議な景色などについて描写がなされている。これがまた、わたしが生きている世界にもまだまだ不思議なものが潜んでいるのではないかと思わせてくれるのだ。なんというか、panpanyaは失われた文明とか、ディストピア的なものに心が惹かれるんでしょうな。当時は価値があったとされていた建造物などが、時代の風化作用によって、今となってはあれはなんのために造られたものだったんだ、あの時価値があると感じていた価値観はなんだったんだという風になる。あんなものに価値があるとされていたという、今の感覚では考えられない、一種のパラレルワールドのように思える世界での出来事。そこに現実世界との乖離を感じて目眩に似た感覚を抱くのかもしれない。そして、今現在生きている世界に対しても、想像上の未来の世界と比較することで、これと似たような感覚を抱いているのではないだろうか。panpanyaはかなりの妄想世界の住人でしょうよ。

 

大人になって薄れていく、非日常の世界との関わりを思い出させてくれる良い漫画であった。

コウテイとandymoriと色んな作品に対するレビューについて

文庫版Dr.スランプ3巻に収録されている「サイレント ナイト ドリーム」というエピソードがめちゃくちゃ好きだ。このエピソードは基本的にセリフがなく、絵だけで話が進んでいく。千兵衛博士がみどり先生とデートをしている夢を見ていると、夢の中でアラレちゃんやガっちゃんに邪魔をされる。そして夢の中で邪魔されたことに腹を立てて、現実世界で寝ているアラレちゃんたちに八つ当たりをしてキレまくるという話だ。実際のアラレちゃんたちは寝ているだけで何もしていないから、何で怒られているのかが分からない。もうこのキレてる博士のクレイジーっぷりが笑えて仕方がない。

 

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Dr.スランプ 3 (集英社文庫―コミック版) p210より

 

セリフがないから、博士がキレては夢の世界に戻っていく展開がテンポよく進んでいって、読んでいて楽しくなる。Dr.スランプに出てくるキャラの造形はみんな可愛くて、読んでるだけで元気が出る。鳥山先生のセンスに脱帽。確かに寝ようとしているときや、寝ているときに邪魔されるのってめっちゃ腹立つよな。自分も寝ようと思い布団入って横になっていると、同じ部屋で寝ている家族の一人が目のマッサージ機を付けながら寝ていて、そのマッサージ機のウィーン、ウィーンって音が気になり全然寝付けなくなったときはめちゃくちゃ腹が立った。一回でも腹が立ったらもう寝れない。キーッてなる。でもアキナ山名の「寝れるとき寝ときや」シリーズは面白くて好きです。やられた方はめっちゃ腹立ってると思うけど。

 

そしてこの前、NHKで放送していた「バナナマンの爆笑ドラゴン」という番組で知ったお笑い芸人のコウテイの漫才が面白かった。こっちも見ていて元気がでる。もう今ではすっかり夢中になっていて、コウテイの動画ばっかり見ている。ズィーヤッ。でも、こういう新しい人たちが出てくると、みんな誰々に似ているとか言いたがるよね。コウテイも別のコンビの〇〇に似ているなどと言われている。そうは思わんけどなあ。日本人はカテゴライズすることで理解したつもりになり、それによって安心するという話は聞いたことがあるけれども、表面だけを見て分類しすぎではなかろうか。

 

これに似て、バンドのPVを見ていて個人的に気になるのが「andymoriっぽい」というコメント。言葉を詰め込んでいて、ギターをジャキジャキかき鳴らしていれば、確かにandymoriっぽいんだけど、andymoriの良さはそこ以外にもあるわけで、そういう分かりやすい特徴だけを見てandymori っぽいというのはやっばり安易というか、敬意が足りないというか。それはandymoriにも、似ていると言われているバンドにも。確かにandymoriの衝撃はすごくて、みんながandymoriみたいなバンドを求める気持ちはわかる。けれども、上に挙げた分かりやすい特徴以外にも、もっとandymoriにしかない迫真性みたいなものがあるとわたしは思う。

 


andymori "ナツメグ"

 

音楽のことを言葉だけで伝えようとするのは難しいから、ある意味で似ているバント(同じ音楽というフォーマットの)で例えるのは、1番伝わりやすい形であるとは思うけれど。

 

かといって、こういうブログで好きな本や漫画、音楽について書くときに、同じフォーマットの他のものに例えずに、文章だけでその作品の良さを表現しようとすると、過剰に大袈裟なものになってしまう。難しいよね。最終的に「めっちゃいい」を連呼するだけになってしまう。素人が趣味で書いているブログでさえこんなことを思うのに、文章だけで確かに感じたことのある感情を引き出してくれる小説家はやっぱり偉大だ。

 

だから結局のところは、その音楽の本当の良さは聴いているときにしか味わえない。文章で表すことができたら、音楽の形をとらなくていい訳だし。保坂和志も小説は小説を読んでいる間にしか存在しないと言っていた。

 

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

 

 

じゃあブログに感想なんか書くもんじゃないやろとも思うけれど、まあこれは自己満足ですよ。なんていうか、確かに小説を読んでいる間しか本当の小説を味わうことはできないけれど、小説を読んだ時に感じた感情の一端を書き記すことはできると思うので。自分のためにね。そして、あわよくば自分と同じような気持ちを抱いた人たちとそういった感情を共有できたら嬉しいなという。だから、自分はすでにいいと知っている作品のレビューを読むのが好きだ。例えば、car10の2ndアルバム「RUSH TO THE FUNSPOT」のAmazonレビューに関してODENBOYという方が書いてある

 

朝方の銭湯みたいな深いリヴァーブ

 

という表現はめちゃくちゃ共感できる。聴いた人は絶対に共感できる、これ以上も以下もない最高の例えだと思う。

 

RUSH TO THE FUNSPOT

RUSH TO THE FUNSPOT

 

 


CAR10 - Bustard Blues - OFFICIAL MV

 

こういう自分では言葉にできないけれど、言われたらしっくりくる表現に出会えたら、なんか嬉しくなるんよなあ。けれどもこの曲を聴いたことがない時点でこの表現に出会っていたとしたら、聴きたいと思うようにはならなかっただろう。聴いたことがない人が聴きたくなるような表現と、聴いた人と感情を共有できるような文章は違うということを学んだ。じゃあやっぱり聴いたことがない人にオススメするときは、すでに有名な他のバンドに例えるのが分かりやすい気がする・・・。う~ん、難しい。

 

そして、「春と盆暗」のAmazonレビューにMiyaHaという方が書かれているレビューが、芸術作品に触れる喜びや素晴らしさを最高に表現してくれていると思う。

 

僕は時々、空想に寄生されます。 世界が白黒に見えたり、背後に知らない気配があるのは序の口です。

 

たまに向かい側の家に空から死体が降ってきたりとか、 逆立ちしながら歩く人が逆さになった口から何かピンク色のドロドロしたのを吐き出していたりとか、 向こうに見える山が巨大な胃袋に見えて、針で突いたら中から内臓がドバドバ湧いてきそうだなぁ、とか。

 

本当の話です。 僕の脳内でしか発生しないから、誰にも話さないし誰にも信じてもらえるとは思っていない。

 

自分を頭おかしいなと思う時もあるけれど、大なり小なり、皆そういうイカれた部分を内包していてくれたら、と願っていました。

 

そしてついに、この漫画によってこの妄想が僕だけのものじゃないと気づけた。

 

この漫画はとにかく意味不明で変人なキャラしか出てこなくて、 その独特の会話や素っ頓狂な空想力が心地よくて、 「やっぱ妄想するよね! だよね!」 と安心できました。

 

今、このレビューをお読みいただいた方、 「うわーファッションキチが自己陶酔しながらレビューしてるよ」 とお思いかもしれません。 そうなのかもしれません。 別にそう思っていただいて構いません。 ただ、 学校にテロリスト襲撃、自分が好きなあの子を救出して英雄に! とか、 大観衆の前で大演奏、ボーカルとしてキャーキャー言われる! みたいな妄想は、皆するでしょう。

 

それと大差ないんです。 目に月をぶち込むことも、 突然日本が沈没することも、 アロサウルスとサボテンで恋をすることも、 全世界のスイーツを巡り世界大戦が勃発することも。

 

僕はこの漫画に出会えて、ある意味救われたと思った。 誰かの脳内はこういうものが渦巻いていて、それはおかしいわけでもダメなわけでもなくて、 形が違うだけでみんなそういう世界を持っている。

 

だから、理解される事はなくても、確かに妄想に溺れる人は存在している。

 

だから僕は、読み終えてこう思った。 「感動のラスト!」

 

めっちゃいいレビュー。最高です。果たして、他に「春と盆暗」を読んだ人が、この作品に対してどこまでのものを求めているのかは分からないけれど、この切実なレビューに心が打たれて仕方がない。

 

春と盆暗 (アフタヌーンKC)

春と盆暗 (アフタヌーンKC)

 

 

このレビューに近いことをもっとポップに表現したものが、Twitterで話題となった藤岡拓太郎のこの漫画だろう。

 

 

 

作品を読むと同時に、他の人が書いたレビューを読むことで、自分が読んだだけでは気づけなかった作品の素晴らしさを知ることができるから、やっぱり評論家やレビューといったものは必要だなと感じる。

 

 

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ワールドトリガー、待望の新刊19巻にまん腹です

クリスマスが近づいてきた。クリスマスソングは幸せな気持ちになれるからいいよね。最近は、まん腹のこの曲をよく聴いている。

 

 

可愛い曲。シャンメリー好きだったな。何の味なんか全然分からんけど飲んでた。でも、やっぱり最強のクリスマスソングはマライアキャリーやわ。

 


Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You

 

ああ名曲。お歌がお上手。英語の授業でこの曲の歌詞を読んでみようというものを昔受けたが、さすが英語の曲、なかなか韻を踏んでいることを思い知らされた。

 

話は変わって、ワールドトリガー19巻買いました。

 

ワールドトリガー 19 (ジャンプコミックス)

ワールドトリガー 19 (ジャンプコミックス)

 

 

相も変わらず面白い。今回はヒュースが玉狛第二に入隊して、初めてのBランク戦。ものすごくいいところで連載休止になっていたから、本当に連載再開が嬉しい。村上の黒い弧月、カッコイイ・・・。単行本の表紙カバーをめくると、いつもキャラ紹介が描かれているのだが、今回は葦原先生自身が描かれていた。「生存確認 葦原大介」。安心しました。無理のない程度にがんばってください。応援しています。アシスタント兼マネージャーのこまさんを紹介する文章の、ホラー映画と謎の駆け引きをするくだりに笑ってしまった。そして、王子と蔵内は元弓場隊なのか。弓場隊はいつか見ることができるのだろうか。ワールドトリガーみたいな群像劇というか、脇役のキャラが活躍する漫画は面白い。主人公がだれか分からない感じ。ハンターハンターとか、おおきく振りかぶってとか。まあ、野球漫画はそりゃ脇役が活躍するか。

 

ワールドトリガーはジャンプスクエアに移籍して連載が続けられる。ジャンプスクエアは月刊ジャンプに代わって創刊された。月刊ジャンプは実に懐かしい。昔買っていました。コロコロコミック、Vジャンプと雑誌が変わっていき、そろそろ自分もジャンプを読んでいいころだろうと意気込んで、購読雑誌をジャンプに乗り換えた。いざ買ってみると、全然知らない漫画ばっかり。ワンピースもないしナルトもない。なんでやと思ったら、週刊少年ジャンプではなく、月刊少年ジャンプを買っていた。今思えば気づくやろとは思うけれど、当時の自分は全然気づかなかった。まあ、買ってしまったものはしょうがないということで読んだところ、これがなかなか面白い。当時、月刊少年ジャンプでは冒険王ビィト、ドラゴンドライブ、クレイモア、I'llなど面白い漫画がたくさん連載されていた。わたるがぴゅん!も面白かったし、ファイヤーエムブレムも面白かった。アベックボール投げてみたかった。ファイヤーエ"ン"ブレムではなくエ"ム"ブレムであるということは大分あとになって気づいた。そして、なんといってもそのころには、最強のギャグ漫画、ギャグマンガ日和が連載されていた。初めて読んだ時の衝撃。でんじゃらすじーさんで満足していた自分は、まさに井の中の蛙であった。初めて読んだ話は、帰国子女という嘘をついてしまった転校生の話。そして、それを純粋に信じる転校先のクラスメイト達。転校生は後に引けなくなって、嘘に嘘を塗り固めるものであった。最後のイブラヒモビッチに捧げた黙祷、そして「イブラヒモビッチってだれだよ・・・」という心の声。少年だったわたしは、純粋な心が時に人を苦しめるということを学びました。嘘です。ただただお腹が痛くなるぐらい笑いました。明日絶対に仲のいい友達に、最高の漫画を見つけたことを報告しようとワクワクしていたのを覚えている。

 

ギャグマンガ日和 5 増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)

ギャグマンガ日和 5 増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)

 

 

ギャグマンガ日和はアニメのOPも面白い。そして、Vジャンプから月刊少年ジャンプに乗り換えたときの、あの紙のにおいの変化を今も覚えている。あれも込みで雑誌を乗り換えた思い出になっている。

 

しばらく月刊少年ジャンプを購読した後に、改めて週刊少年ジャンプに乗り換えた。月刊少年ジャンプも面白かったけれど、やっぱり週刊少年ジャンプはもっと面白かった。人気の漫画だらけだった。そしてここでもまた、ギャグマンガ日和の作者、増田こうすけの師匠である、うすた京介の「ピューと吹く!ジャガー」に出会うことになる。自分の学生時代は、部活の時間にハンターハンターとピューと吹く!ジャガーの話ばっかりしていた。ルフィのゴムゴムの技を順番に言っていって、どっちが先に出てこなくなるかとかもやったな。そして、週刊少年ジャンプを買おうと思い、間違えて月刊少年ジャンプを買ってしまうという第一の罠に続く、第二の罠にはまってしまった。そう、赤マルジャンプである。月刊少年ジャンプの経験から学んでいたつもりが、まさか第二の矢が控えているとは。買ったら全然知らない漫画だらけじゃないか。しかもほとんど読み切り。ちょっとだけ本誌に連載されている作品の四コマ漫画とかが載っているだけで、あとは知らない漫画。よく見ると表紙に赤マルジャンプと書いてある。いやもっと目立つように書かんかい。「赤マル」をもっと大きく書かんかい。そして表紙に本誌連載の人気漫画を持ってくるんじゃない。紛らわしいやろ。これ狙ってやってるやろ。悪質やわ。銀魂にもこんな話があったな。ということは全国で多発しているんだろう。

 

高校生になると、青年誌の漫画を読むようになり、ジャンプから遠ざかることもあった。しかし、時間が経ってジャンプに戻ってくると、まだまだ面白い漫画が連載している。いつになったらジャンプから卒業できるのか。とりあえず、おだっちと冨樫先生よりは寿命が長いはずやから、ワンピースとハンターハンターが終わるまでは読むでしょうよ。死ねねぇ。

おれはポケモンよりもデジモン派、特にテントモン派

自分はポケモンよりもデジモン派だ。ポケットモンスターよりもデジタルモンスター派。ポケモンは銀バージョンで辞めてしまった。ルギアもゲットせずに倒してしまった。ライコウ、エンテイ、スイクンには一度も出会わなかった。ただ、この攻略本を読むのは好きだった。

 

ポケットモンスター金銀ポケモンずかん (任天堂公式ガイドブック)

ポケットモンスター金銀ポケモンずかん (任天堂公式ガイドブック)

 

 

育て屋に預けてもタマゴを生まなくて、出てくる時点でレベルが40とかのポケモンの、レベルが低い間に覚える技名などが載っていた。それが開発者しか知らない情報が載っているようで面白かった。 

 

とはいえ、先ほども申し上げた通り、デジモンの方が自分は好きだった。ちょうどデジモンアドベンチャーが放送されているとき自分は小学生であり、デジモンペンデュラムもデジヴァイスもディーターミナルもディーアークも持っていた。ディーターミナルはめちゃくちゃ面白かったなあ。

 

デジモンアドベンチャーは、光子郎とテントモンのことが好きで、デジモンの指人形のアトラーカブテリモンが当たったときはすごくうれしかった。アトラーカブテリモンの指人形の背中の緑色の部分をへこませるのが好きだった。デジモンアドベンチャーでは、パタモンだけが全然成熟期に進化しないことにイライラしていたなあ。エンジェモンになってからめちゃくちゃ強くてびっくりしたけど。そして、アグモンとガブモンだけしか究極体になれないことにガッカリしていた。デジモンカードダスも集めていたから、究極体になるとしたら、ピヨモンはホウオウモン、テントモンはヘラクルカブテリモン、ゴマモンはプレシオモンなんだろうなと想像していた。実際のところ、ゴマモンの究極体はヴァイクモンになるらしいが。デジモンの究極体への進化に関しては、このサイトが面白い。

 

デジモンコラム 「二大究極進化!過去をぶっとばせ!!」

 

あとシンプルにワーガルルモンカッコ悪くないですか?グレイモンはメタルグレイモンに進化して、サイボーグ化して羽も生えて、めっちゃ強くなった感じが出てる。それに対して、ガルルモンはワーガルルモンに進化して立っただけ。手ぇ抜くなよと、幼き自分は思ったよね。もうちょいなんかあったやろと。

 

デジモンアドベンチャーは映画も面白い。

 

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]

 

 

第1作目の「デジモンアドベンチャー」は、太一とヒカリが幼いころの話である。最初は可愛かったコロモンが、どんどん進化していって文字通り怪物に近づいていく。大人になってからみれば、その過程が少し切なく見える。そして、団地という舞台設定が秀逸だ。フィクションとは分かっていながらも、どこか自分たちの世界に近いような感じ。太一とヒカリが住んでいる部屋なんか、現実の友達に似たような部屋に住んでるやつおったもんな。そして、子どものアニメにしては珍しく、この映画からは「死のにおい」がする。先ほども書いたように、コロモンは進化するごとにどんどん野蛮になっていくし、グレイモンとパロットモンの戦闘では、グレイモン負けるんじゃないか?という雰囲気がある。劇中でかかる「ボレロ」も、こういった雰囲気の一端を担っている。だから、小学生の時は、この映画が少し怖かった。大人になってから見ると、なんとも言えない切なさが映画全体から漂っている。

 

続く第2作目の「ぼくらのウォーゲーム!」。これはめちゃくちゃ名作でしょうよ。サマーウォーズよりも無駄な部分がなくていい。サマーウォーズはね、田舎を舞台にしたりして、なんかあざとく思ってしまう。夏と田舎と女の子の組み合わせ、みんな好きでしょ?みたいな。勘ぐりすぎかね。「ぼくらのウォーゲーム!」では、わたしの好きな光子郎も太一と一緒に活躍する。光子郎がおなかが痛くなるシーン、笑ったなあ。太一のお母さんは能天気だし、仲間たちは夏休みで旅行や帰省しているしで、世界の危機が迫っているのに、みんなそれに気づいていないところに妙なリアリティがある。そして、単純にオメガモンがかっこいい。強すぎる。

 

デジモンアドベンチャー02はね、正直あんまり好きじゃなかった。小学生のわたしには、アーマー進化を受け入れることが難しかった。ドラマCDの「夏への扉」はめっちゃいい曲やけど。でも、その次のデジモンテイマーズは面白かった。ウイルス種やのに、いいもんというデュークモンの衝撃たるや。そしてこのころのデジモンは、ロッテリアとコラボしていて、ロッテリアでセットを頼むと、冷たい飲み物を入れると色が変わるデジモンのコップが付いてきていた。

 

そして、デジモンと言えばカードダス。100円を入れれば4枚カードが出てくるカードダスが、トイザらスとかに置いてあった。ミレニアモンを当てたときは興奮した。

 

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確か当時は、強い究極体のデジモンでもAの攻撃力が580で頭打ちだった。しかし、ミレニアモンはそこを590と10だけ上回っていたのだ。「さ、さいきょうのカードや!」と小学生のころの自分は興奮して、友達にめちゃくちゃ自慢してた。見た目もキメラモンがムゲンドラモンの大砲を背負っているという、めちゃくちゃ強そうな恰好。そもそもすでに究極体のムゲンドラモンをさらに進化させるなんて、絶対強いに決まってるやんって思ってた。今ミレニアモンを見て、自分で考えたキメラモンみたいな、色んなデジモンのパーツを集めたデジモンの絵を描いていたことを思い出した。懐かしい。そして、自称正義感の強い少年だった自分は、ワクチン種のデジモンしか認めていなかった。正義感の強さを表す具体的なエピソードは全く思い出せないが。人生で一番当てて嬉しかったカードは、なんといってもインペリアルドラモン パラディンモードだ。

 

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カードダスからこれが出てきたときは、もう物凄い感情になった。カッコ良すぎる。さらには攻撃力900て。強すぎるやろ。B攻撃でも700あるやん。強すぎるやろ。しかし、残念なことにインペリアルドラモン ファイターモードもオメガモンも持っていなかった自分は、このカードを使うことが出来ずに、眺めるばかりであった。それでも幸せ。持ってるだけで幸せ。そして、このあたりからワクチン種なのにBタイプのデジモンとかが増えてきた気がする。

 

 デジモンに夢中だったので、Vジャンプで連載していたデジモンの漫画も集めていた。

 

デジモンアドベンチャーVテイマー01 Disc-1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

デジモンアドベンチャーVテイマー01 Disc-1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

ブイドラモンが主役というなかなか渋めのチョイス。この漫画、味方のデジモンが結構悪いデジモンに負けていて、小学生の自分にとってはハラハラさせられる展開だった。デスモンとの闘いは面白かった。一回負けるんだけれども、エアロブイドラモンに進化して勝利するという熱い展開。友達にこの漫画を読んでいる子は一人しかいなかったので、その子とこの漫画の話をするのがすごく楽しかった。さらには、Vジャンプでのデジモンの特集も読んでいた。ボルケーモンの恰好をしたボルケーノ太田という人がやたらと出てきていた。ボルケーモンが先なのか、ボルケーノ太田が先なのか。

 

ワンダースワンカラーのデジモンバトルスピリットもやってたよね。

 

デジモンテイマーズ バトルスピリット 単品版WSC 【ワンダースワン】

デジモンテイマーズ バトルスピリット 単品版WSC 【ワンダースワン】

 

 

ベルゼブモン ブラストモードがすごい強かった。そして、ワンダースワンのソフトは、引くほどデータがすぐ消える。何回やり直したことか。なんてポンコツなゲーム機。冷静になったら、ソフトの端子の部分がむき出しやからね。開発段階で誰か止めろよ・・・。ワンピースのスワンコロシアムも何回もデータが消えた。消えるたびにやり直してはクロコダイルに立ち向かっていた。ラスボスのクロコダイル、反則やろっていうぐらい強かったな。あいにく、デジモンワールドはやりたかったけど、家にプレイステーションがなかったためできなかった。

 

ここまでデジモンのことについて、つらつらと書いたけれども、周りの友達はポケモン派ばかりであった。デジモンカードの対戦も、周りが持っていなかったからあんまりできなかった。でも、大学生のころにカラオケに行ったら、まあまあの確率で誰かが「Butter-Fly」を歌っていた。それなりに人気はあったんだろう。

 

ポケモンよりもデジモンの方が設定上、スマホとかと親和性が高そうだ。だから、デジモンが再び、今の時代に脚光を浴びれることを切に願う。

ザイオン・ウィリアムソンのソンってどういうソン?

八村塁選手の所属するゴンザガ大学が、アメリカの大学のトーナメント「マウイ・インビテーショナル」で優勝して、八村選手はMVPを獲得した。すごいね。

 

basketballking.jp

 

全然知らんけど、対戦相手のデューク大学はめちゃくちゃ強くて、スター選手だらけやったらしい。なんでも、八村選手とマッチアップしたザイオン・ウィリアムソン選手は、来年のNBAドラフトの注目株とのこと。16歳のときのプレー集がこれ。

 


16 Year Old Zion Williamson is THE GOAT! Best Player Since Lebron??

 

顔怖いな。16歳でこの顔の仕上がり方は怖い。アメリカの観客は楽しそうやな。顔芸みたいなリアクション。そして、彼は左利きやねんな。まあ、バスケ全然したことないけど、めちゃくちゃ強そうということは分かった。名前も強そうやし。ところでウィリアムソンのソンいる?ウィリアムでいいやんって思ったけど、このソンは息子という意味で、ウィリアムの息子という意味の名前になるようだ。ソン大事やな。これってブライアン・ウィルソンソンみたいになることもあるってことなんやろうか。そもそもウィルソンがウィルの息子って意味なんだろうか。まあそんなことはどうでもいいか。ご法度とは分かっていながらも、だれかこの選手を他のスポーツでいうところのだれくらい凄いのか教えてください。でも、こんな選手を抑えてMVPって八村選手はすごいな。

 

そして、この八村選手に刺激を受けて、渡邊雄太選手も活躍したというのがいい。

 

basket-count.com

 

 いい関係やな。憧れちゃうぜ。

 

こうやって日本人選手がどんどん活躍すれば、地上波でバスケの話題をみる機会も多くなっていくでしょうよ。テニスだって、これまで四大大会はWOWOWと契約しない限り見れなかったけれど、錦織が活躍してくれたおかげで地上波で見られるようになった。ありがとう錦織。

 

ただですね、前回ウィンターカップを見るっていう日記を書いたら、これまで来たこともないのにウィンターカップのチケット販売のメールが突然ヤフーから来るようになった。

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これは偶然なのか・・・。ちょっと情報社会怖いよ。ザイオン・ウィリアムソンの顔も怖いけど、こういう知らんとこでなんか情報漏れてそうな感じのやつも怖いよ。まあでもウィンターカップを観に行きたいのも事実。でも、毎回会場が東京なんよなあ。今年は、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される。京王線に乗っていくらしい。京王線と京葉線って紛らわしいよね。

 


VELTPUNCH「造花の街」 (OFFICIAL VIDEO)

 

この歌では、京王線と京葉線どっちなんでしょうか。そんなんどうでもいいくらいにカッコいい。PVは相変わらず謎。ウィンターカップ、隔年で関西でも開催してほしいな。そうなったら観に行くのに。

 

バスケということで、あひるの空50巻を本屋で見つけたので買った。

 

あひるの空 FUTURE IS NOW(50) (講談社コミックス)

あひるの空 FUTURE IS NOW(50) (講談社コミックス)

 

 

あひるの空、最近単行本が出るたびにどんどん分厚くなっていっている。今回もパンパン。今回は恋愛要素が多めでしたな。ていうかもう後5巻ぐらいで完結しそうな感じ。もうオチというか、この大会の結果がどうなるか分かっていての展開やから、もうそろそろ終わるってことが分かる。今回の50巻のタイトルの頭文字もFINでオレンジ色に塗られているし、この巻から一気に終わっていきますっていう感じが強くなっている。面白いは面白いけど、作者ちょっと燃え尽きてきてないか?新丸子戦で結構出し切っちゃった感を感じなくもない。今、他校の新しいキャラがちょいちょい出てきてるけど、果たして活躍が描写されることはあるのだろうか。スラダンみたいなオチちゃうかな。名朋工業の森重的な。まだ見ぬ脇役たちが活躍するのを願いつつ、完結まで見守ろうと思います。

ミーハーだけどもバスケは面白い、特にウィンターカップ

最近バスケットボール界が賑わっていますね。渡邊雄太選手のNBAデビュー。

 

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 2-way契約というよく分からん契約でメンフィス・グリズリーズに入団。2-way契約とは、15人の選手枠以外で若手選手を2人まで追加できる制度のようだ。基本はNBAの下部リーグであるGリーグに所属することになり、シーズンのうち45日だけNBAに所属することができる。へ~。渡邊雄太選手の次には、八村塁選手も控えている。日本バスケ界の未来は明るそうだね。

 

私はゴリゴリのミーハーなんで、バスケにそんなに詳しくはないけれど、ケーブルテレビでウィンターカップの試合の放送はよく見ていた。ウィンターカップは冬に開催される高校バスケの全国大会で、J SPORTS 1から4までの4チャンネルで放送される。4つのチャンネルで放送されるから、チャンネル1の試合がタイムアウトのときは、チャンネル2に移り、チャンネル2の試合が止まったときはチャンネル3か4を見たり、チャンネル1に戻ったりと、それはそれは忙しくもバスケの試合を心置きなく楽しめる。

 

2012年のウィンターカップ決勝はめちゃくちゃ面白かった。件の渡邊雄太選手が所属していた香川の尽誠学園と、2011年の優勝校、宮崎の延岡学園の試合。試合を通して終始リードを許していた尽誠学園が、第4Qのホンマに残り1分のところで同点に追いつく。いやすげえよ。けれども最後は2点差で惜しくも延岡学園に負けてしまう。延岡の寺園選手もすごかった。私めちゃくちゃ素人ですけどね。

 

素人でも毎年見ていたら、結構楽しめる。毎年割と同じ高校が出場するから、1年生やったあの子がもう3年生になってるとか、去年注目されていた子とは別の同じ学年の子が注目されていて、1年間でめちゃくちゃ上手くなったんやろうなとか。2016年の福岡第一には重冨兄弟という双子がいて、めちゃくちゃ強くて漫画みたいで面白かった。2013年の京北とか2014年の市立船橋とかは、なんかガンガン行く感じが見ていて面白かった。何回も言うけど、素人ミーハーなんで詳しいことはよく分かりません。言い訳するように何回も言っておきます。

 

まあバスケ漫画は面白い。スラムダンクにあひるの空、DEAR BOYS。スラムダンクではミッチー派です。「もうおれにはリングしか見えねえ」がカッコよすぎる。あひるの空も面白いけど、最初トラブル多すぎて全然話進まんからな。読んだことない人には、いっそのこと23巻ぐらいから読んでみてほしい。冬合宿編好きです。

 

あひるの空(23)

あひるの空(23)

 

 

そしてジャンプで連載されていたフープメンも好きだったけど、黒子のバスケに負けて打ち切られてしまった。

 

フープメン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

フープメン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

キャラが良かったのになあ。でもネットの評判を見てみたら、キャラがウザいとのこと。あれ~。世間と価値観がずれている。しかし、その一方でコアなファンがいることも事実。共に歩んでゆこうぞ。フープメンは打ち切られてしまったけれども。ジャンプで連載を続けるには地道に努力する系の漫画過ぎたのかもしれない。藤代っていうアフロのキャラの「殺す、確実に殺す」ってセリフが面白くて好きだった。

 

大学のテスト勉強をせなあかんときとかに、スラムダンクとかあひるの空読んだら、おれ何やってんねやろってなる。こんな生産性のない日々。それに比べて花道とかは頑張ってる。なんやこれって。まあさっさと勉強すればいい話なんやけども。それにしても禍福は糾える縄の如しとはよく言ったもので、楽しいことと苦しいことは交互にやってくるよね。というかほぼ同時に。テスト勉強をしなければならないというめちゃくちゃ面白くないときに、漫画を読むとめちゃくちゃ面白い。止まらない。そして、テストが終わるとそんなに読みたくなくなる。苦しみがなければ芸術は成り立たない。夏目漱石もそれっぽいことを言っていた。

 

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そして、旅行とかの楽しい時間は、その最中に終わりが来ることを想像してしまって、焦燥感にかられる。神様許してくださいって気分になる。もうテスト期間中に漫画読まないんで、楽しいときは楽しさだけを感じさせてください。

 

話は戻って、バスケのBリーグも地上波で放送したら、絶対に人気出ると思うねんけどな。バスケは攻守の切り替えが早くてスリリングやし、野球ほど試合も長くないから、そのあとの番組の放送スケジュールも立てやすいと思う。日本は野球が人気すぎるよな。でもあれですな。逆に野球は試合の進行するテンポが遅くて、目をいくらでも離せるからいいのかもしれない。とりあえず野球つけといて、他のことするかみたいに。バスケは正直、目が離せんもんな。片手間で見れない。野球は片手間で見れる。

 

こんなこと言いつつ野球は野球で見ちゃう。昔はめちゃくちゃ嫌いやったのに。父親が野球つけてたら、なんでこんなクソおもんないの見んねんって思ってたからね。そして今は少なくなったけど、野球中継の延長という、子どもにとって地獄のアディショナルタイム。はよ終わってくれ野球って思ってた。でも、自分が部活を引退してスポーツをしなくなってから、やたらと野球を見るようになった。スポーツを観るのが楽しくなるということは、悲しくもスポーツをしなくなった証ということかもしれない。

 

でもやっぱり甲子園に行くのは楽しい。さっきも言ったけど片手間で友達とベチャクチャしゃべりながら観れるのが楽しい。ていうか阪神ファンなんか、阪神の守備のとき全然見てないからな。彼らの中の一定数は、野球の守備の時間を面白くないと思っているから。薄情なやっちゃでホンマに。そして、なぜか阪神ファンと仲のいい巨人長野。

 

 一回バスケの試合を生で観に行ってみたいと思う、今日この頃でした。

ユニクロのフリースのCM曲を教えてくれる師匠が欲しい

誰でもいい。誰でもいいから、ユニクロのフリースのCMの曲を教えてください。

 


フリース UNIQLO 2018Fall/Winter

 

このAvalanchesっぽいのは誰の曲なんだろう。なかなかにいい曲。調べても、みんなAvalanchesっぽくて気になるということしか出てこない。私も同じ気持ちです。気になって仕方ない。Shazamにかけても出てこないといってる人もいた。私も同じことしました。ユニクロさん頼みますよ~。教えてくださいよ~。CM用の自作の曲やったらセンス良すぎまっせ。

 

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気になるCM曲といえば、結構昔のサントリー伊右衛門のやつもよかった。流石の久石譲作曲。

 


「伊右衛門」新テーマ曲 - 師匠の為に篇

 

6年前のCMの曲。未だにリリースされていないから、今後もされることはないだろう。めっちゃ落ち着くいい曲やから、5分ぐらいでガッツリ作ってほしいぜ。曲もさることながら、CMもいい。師匠の柄本明渋すぎる。「抹茶か・・・」と溜めてからの破顔。もっくんも一安心。私もいい師匠がほしい。いい師匠に憧れる。ワンピースのレイリーみたいな師匠が欲しい。やっぱ師匠は白髪で髭をたくわえてないと。

 

そして未発表といえば、とんかつDJアゲ太郎の実写映画化の話はどうなったんだろう。

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結構前から言ってなかったっけと思って調べたら、実写映画化発表から1年が経ってる。それから全く情報が更新されていない。おいおい流れちゃったんかね。アニメ化決定のときもホンマか?って思ったけど、実際にアニメ化したし、実写映画化もあるっちゃあるんかと思って信じてたけど。でもピューと吹く!ジャガーですら実写映画化したから、行けるっしょ。

 

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE [DVD]

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE [DVD]

 

 

ジャガーさんの漫画はお腹が痛くなるぐらい笑えるけど、映画の方は見たはずやのに何の記憶にも残ってない。つまりそういうことだろう。要潤も、ようオファー受けたわ。もし、うすた京介のファンやったから受けたとしたら、黒田以上の男気を感じる。男、要潤。でも要潤ってふざけるのが好きそうやから、何とも言えんことになるって分かってて受けた可能性もあるな。違うかったらごめんなさい。漫画では、ハミィとハマーが遊園地でケンカする話とみんなでしゃぶしゃぶを食べに行く話が好きです。あとポギーが出てくる話も全体的に好きです。Wikipediaのポギーの説明欄だけで笑える。めちゃくちゃや。

 

中学生のころは、ジャガーさんをただのギャグマンガとして読んでたけど、大学生になって読み返すと、ジャガーさんたちの自由な日常系漫画としても読めるようになって、より一層面白くなった。それでも町は廻っているとかよつばと!とか、中学のころに読んでも全く面白くなかったやろうな。今はめちゃくちゃ面白いけど。自分も台所の机の下におもちゃとか集めて、基地みたいなん作ったなあって懐かしくなる。こういうジャンルは年齢を重ねて、人生において振り返る部分が多くなってからの方が面白いもんな。でも、このジャンルは二番煎じが多いことも事実。似てる漫画多いよね。

 

とりあえず、どなたかユニクロのCMの曲が分かったら教えて頂きたい所存でございます。よろしくお願いいたします。

待ちに待ったワールドトリガー連載再開

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ワールドトリガー連載再開するんだってね。めちゃくちゃうれしいよ。葦原先生お帰りなさい。この前、ブログにいつ帰ってくるのかと書いたばっかやったから、タイムリーでなおさらうれしい。

 

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ヒュースがチームに入ったところで、私の記憶は止まっている。これから面白くなるぞってところで止まっている。10月29日発売のジャンプで復活して、週刊で5回掲載した後に、ジャンプスクエアに移るようだ。ストーリーはすごい面白いから、月刊でゆっくりやってほしい。読んだことがなくて暇な人は、ジャンプ+で無料で100話まで読めるようになるので、ぜひ読んでほしい(『ワールドトリガー』連載再開記念!100話無料キャンペーン開催!!‐少年ジャンプ+)。ぶっちゃけ最初の方は、可もなく不可もない感じの漫画やけども、個人的に59話ぐらいから面白くなるから、そこまでは我慢して読んでみてほしい。100話まで読めば、ワールドトリガーの良さは伝わるはず・・・。

 

ワールドトリガーの何がいいかって、メインキャラ以外のモブキャラも活躍するところだと思います。いままでライバルだったキャラが、共通の敵と相対することになってめちゃくちゃ頼もしくなるという。俺は出水先輩がカッコ良くて好きです。ベタかね。読み始めたばかりのころは、キャラの顔も似たようなのが多いし、名前も覚えづらいしややこしいけれど、ハマれば自然と分かるようになる。バトルシーンに関しても、新しい大技がドッカンドッカン出て強くなっていくというよりは、今ある手持ちの技を工夫して戦っていくから、見ていて地味は地味やけど楽しいね。その武器そんな使い方するんやって。派手さはないけれど、何度も読み返したくなる漫画ですよ。

 

そして、本編100話無料と合わせて、オフィシャルデータブックも100ページまで無料になっている(【期間限定無料】ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE)。これがまた面白いんよ。本編を読んだ後にこの本を読むと、色んなことが分かって楽しくなる。キャラの能力や装備、師弟関係、昔はどこのチームに所属していたとか。そして、この本を読んだ後に、もう一回本編を読み返すとさらに面白くなる。で、またデータブックを読みたくなる。ラーメンのスープ飲んで、水飲んで、またスープ飲んで、無限にいけるみたいな感じになる。

 

ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE (ジャンプコミックス)

ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE (ジャンプコミックス)

 

 

そういえば、昔、ナルトのデータブックも面白かったなあ。 

 

NARUTO秘伝・臨の書―キャラクターオフィシャルデータBOOK (ジャンプ・コミックス)

NARUTO秘伝・臨の書―キャラクターオフィシャルデータBOOK (ジャンプ・コミックス)

 

 

忍術の情報がめっちゃ載ってて、読んでて楽しかった。友達に、カカシが写輪眼でコピーした再不斬の「水遁・大瀑布の術」の印を全部覚えてるやつがおった。目の前で印を結ばれたけど、あってんのか分からんかったな。こっち覚えてないし。火遁豪火球の術と千鳥ぐらいしか印結べんし。

 

ワールドトリガーのストーリーの紹介とか全くしてないけれど、説明しにくいし、読んでみて下さい。どのバンドか忘れたけど、インタビューで楽曲のこと説明させられるけど、何のために曲書いてんねん、曲聴いたら分かるから聴いてくれ。口で説明してわかるんやったら曲にしてない、みたいなことを言ってて、なるほどなと思った。andymoriやったっけ。まあこんなブログ、インタビューもされずに勝手にこっちが書いてるだけやけども、ぜひ読んで面白さを感じてほしい。無料なんで。