牛車で往く

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ハロウィンはぜひパンプキンボーイをつこたってほしい(荒俣宏, 松岡正剛 「月と幻想科学」)

生まれてこの方、お月見をしたことがない。したことがある人はどのくらいいるんだろうか。今年の中秋の名月、いわゆる十五夜は9月24日だったらしい。全然気にしてなかった。これまで気にしたこともなかった。そんなこんなで月について知ろうということで、荒俣宏と松岡正剛が対談形式で月について語り合う「月と幻想科学」を読んだ。

 

月と幻想科学 (立東舎文庫)

月と幻想科学 (立東舎文庫)

 

 

読んでいくと、なかなかにクセのあるマニアックな話をしている。スピリチュアルだぜ。

 

スタンリー・キューブリックの映画を受けて、原作者のアーサー・C・クラークは、そもそも人類は月を見ようとして始まったと考えていたのではないかと松岡氏は考察する。松岡氏は、走る力がウサギに劣り、殴る力はクマに劣るような弱小動物であるヒトが出てきたのは、スピリチュアルなことであり、「月があった」からではないかという。それに対して荒俣氏は「それはありますね。」と。そんなことあるんや。うーん、すごいスピリチュアルだぜ。

 

昔は、月は地球のずっと近くにあり、今の三分の一くらい近かったらしい。つまり、地球から見える月は今よりももっと大きかったと考えられ、芸術作品などにおいて巨大な月を描きたくなる衝動は、原子古代の記憶に基づくものかもしれないと松岡氏は考察する。これはなんとなく受け入れられるけど、本当かは知らない。

 

その他にも月について色々語り合っているのだが、ぶっちゃけこの本を読んでも、ほとんど何言ってるのかが分からなかった。ただ、荒俣氏と松岡氏が訳わからんくらいに月のことが好きだということが分かる。ただそれだけが強く伝わってくる。私には、この本は大分早かったみたいだ。

 

それにしても月はもう届かない場所ではなくなってきている。ゾゾタウンの前澤社長は、2023年にアーティストを数名引き連れて、初の民間での月周回旅行に行くらしい。剛力彩芽と結婚してハネムーンで月に行くとしたら、めちゃくちゃドラマチックだ。まあ、目的はそういうことではないらしいけれど。それにしても、月から帰って来たって生活は続く。FoZZtoneがアルバム「Return to Earth」において、火星から帰ってきた宇宙飛行士の日常に馴染めない苦難を描いたように、日常はいつだって私たちを夢から現実の世界へ引き戻す。実際、前澤社長が月に行くと発表した際には、月に行くぐらいならそのお金を募金に使ったらという声が挙がった。もちろん、募金してほしいという人の気持ちも分かるが、私たちが生きていくためにはロマンが必要なのも事実だ。前澤社長とともに夢の世界である月に行ってきたアーティストたちが、私たちが住む現実世界である地球に帰ってきて、少しでも夢の世界の一端に触れられるような作品を作ってくれることに期待している。

 

お月見はそんなにイベントとして広まっていないけれど、ハロウィンの勢いはものすごい。バレンタインよりも、市場規模が大きくなっているらしい。ハロウィンと言えば、ジャックオランタン、ジャックオランタンといえばカボチャ、カボチャといえばパンプキンボーイだ。

 


ジャルジャルのネタのタネ『パンプキンボーイ紹介する奴』【JARUJARUTOWER】

 

このネタめちゃくちゃ好きや。もうわちゃわちゃしてるところがツボにはまった。最後には壊れてしまったパンプキンボーイ。ハロウィンの時期には、ぜひパンプキンボーイに活躍してほしい。おもろいやつなんで使ったってほしい。