牛車で往く

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空港って雰囲気が良くてなんだかワクワクする(bonobos「Gospel In Terminal」)

本日、出張のため空港にて飛行機に乗った。空港の雰囲気はいいよね。いつもの場所とは違うところへ行く、日常から離れるワクワク感がある。仕事の出張ですらちょっと楽しい。最寄りの一番大きい駅から、空港へと向かう送迎バスが出ており、そのバスの中でbonobosの「Gospel In Terminal」を聴いて飛行機に乗る雰囲気を作っていった。

 


bonobos - Gospel In Terminal

 

この曲良すぎやしませんか。空港にて交差する光や様々な国の人々の魂、そして恋人たち。歌詞の「青空れ」とはどういう意味なんだろう。

 

空港とはやはり、どこかへ旅立つ出発点であるから、別れをテーマにした曲に結びつきやすいのだろうか。上に挙げたbonobosの「Gospel In Terminal」のPVでは、空港を舞台として旅立つ恋人と残される恋人の関係が描かれている。小沢健二の名曲「ぼくらが旅に出る理由」においても、空港へと向かう恋人との別れが描写されている。

 


小沢健二 - ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)

 

そして、「ぼくらが旅に出る理由」のサビの

 

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし

 

の部分における、宇宙というマクロな世界と我々の暮らしというミクロな世界の対比。この対比によって、私たちの生活の一部も広大な宇宙の中で起きている出来事のひとつであると気づかされる。そして、ありふれた日常に対してどこか壮大で神秘的なイメージを抱かせてくれる。うーん、いい曲や。

 

安藤裕子による「ぼくらが旅に出る理由」のカバーも好きだ。

 

 

このカバーのドラムは、現東京スカパラダイスオーケストラのドラムであり、フィッシュマンズのドラムでもあった茂木欣一が叩いている。この曲のドラムに茂木欣一をキャスティングした理由に関しての考察が、これまた感動する。

 

butaganmen.net

 

果たして、この記事に書かれているような思惑を抱いて安藤裕子が茂木欣一をドラムにキャスティングしたのかどうか、実際には分からない。しかし、この考察が当たっているとすれば、「ぼくらが旅に出る理由」をカバーすることで、小沢健二が歌う原曲とは異なった意味の"別れ"を表現したことになる。恋人との別れだけではなく、死というより大きな別れを表現するに堪えうる強度をもった「ぼくらが旅に出る理由」という曲の素晴らしさを改めて感じる。

 

帰りの飛行機は夜の便であり、空港に近づいて飛行機の高度が落ちてきた際に見えた街の夜景がとても綺麗であった。確かに夜景を見ると妙な安心感を抱く。あれはなんでなんだろう。自分以外にも多くの人々が生活しているということを客観的に確認することができるからなんだろうか。それが確認できたからといって、なぜ安心感を抱くのかは分からないが。夜景に魅了される人は多いようで、夜景心理学なる、おそらく創作であろう学問について研究?されている方もいる。

 

www.superyakei.com

 

そして空港にて、紅いもタルトの袋をもった高校生の集団と遭遇した。おそらく修学旅行で沖縄に行っていたのだろう。顔も少し焼けていた。そんな高校生たちの姿を見て、『いいなあ、楽しそうだなあ。』と憧れの感情を抱いた。たまに、もう一生修学旅行に行くことはないんだと痛感するときがある。当たり前なんだけど。けれども、あの、飛行機の中がほとんど自分の学校の生徒で埋められていて、みんなでお菓子を食べながら(個人的にトッポはマストアイテム)トランプをするといったことを、もう二度と体験できないと思うと寂しい気持ちになる。ああ、空港で体育座りをしながら点呼を取られたい。担任の先生の意外とダサい私服とかをもう一度見たい。夜にホテルの一室にみんなで集まって、先生にばれないように大きい荷物の方にいれて持ってきたゲームをして盛り上がりたい。あの大勢感をもう一度味わいたい・・・。

 

話は戻るが、冒頭で紹介したbonobosの「Gospel In Terminal」が収録されているアルバム「FOLK CITY FOLK .ep」が素晴らしい。

 

FOLK CITY FOLK .ep

FOLK CITY FOLK .ep

 

 

特に「Gospel In Terminal」からの「In rainbow, I'm a rainbow too」の流れがいい。

 


bonobos / In rainbow, I'm a rainbow too【LIVE 2017】

 

そして、「FOLK CITY FOLK .ep」のCDジャケットと今日自分が飛行機の窓から見た街の夜景がとても似ていることに気づいた。このジャケットは飛行機から見た街の夜景だったのか。

 

ああ、なんにしても空港にて旅へといざなわれた気分になった。旅に出たいなあ。