牛車で往く

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Peeping Lifeをみて落ち着く

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暇やからYouTubeで動画を漁っていたら、懐かしのPeeping Lifeの見たことないシリーズがあった。Peeping Lifeは、昔、ケーブルテレビのアニマックスかキッズステーションで放送されていたのを見て知った。タイトルの意味の通り、登場人物2人のゆる〜い会話が繰り広げられている様子を覗き見するようなアニメだ。Peepingって単語は、覗き見という意味とともに、ピヨピヨとひな鳥の鳴き声を表す意味もある。意外とピヨピヨという訳の方があっているかもと思うほどの脱力系アニメだ。そして、エンディングテーマ曲は、聞き流しているとアニメ同様にゆる〜い曲のように聴こえるのだが、よく歌詞を聴くと中々冷めた内容であるということも印象的であった。

 

そんなPeeping Lifeの新しいシリーズ、Peeping Life:World Historyが結構前からAnime BanchoというYouTubeのチャンネルにアップされていた。

 

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最初チャンネル名を見たときに、胡散臭すぎてどっかの外国人が違法アップロードしたもんかと思ったけど、ちゃんとした公式のものらしい。

 

foresthuntingone.com

 

World Historyと題されているだけあって、様々な時代の歴史上の人物たちが、相変わらずゆる〜い会話を繰り広げていく。

 

「地動説という仮説」では、コペルニクスとワトソンが、天動説が主流な中、地動説という仮説をともに提唱しあうという話である。

 


地動説という仮説 Peeping Life-World History #29

 

最初の意気投合して、「(地動説に)なっちゃう」「なっちゃう」って言い合うところがすごい好きだ。普段の会話でも真似したくなる。そして、どっちが先に考えついて論文を書くか揉め始め、グチャグチャっとした意見を言うコペルニクスのことをワトソンが「グチャニクス」と揶揄するくだりも面白い。実際、学問の世界では新しいことを見つけるということは、かなりの価値があることだから揉めることも多い。そして、学者というものはこだわりが強いからどちらも譲らないのだ。よく講演会などでも、世の中に広まっている学説を、こういう学説を私は認めていませんと切り捨てていう人もいる。まあ、常識にとらわれないからこそ新しいものを発見できる面もある。地動説なんて、まさにその最たる例だ(コペルニクス的転回)。常識がいつでも正しいとは限らない。それにしても、これぐらい楽しそうに揉めてくれたら面白いのに。

 

Steve. J」では、もろにジョブズっぽいおっさんと清掃員のジョンが出てくる話。

 


Steve. J Peeping Life-World History #26

 

確かにジョブズもスピーチの練習してたんやろうな。こんな風にやってたかは知らんけど。サービスでスピーチのなかにジョンの名前を入れるのめっちゃ面白い。会場中のジョンたちが「どのジョン!?どのジョン!?」ってなるって部分、アドリブみたいで最高です。声優さんたちも楽しんでいるのが分かる。"ジョンたち"っていう表現もなんか面白くていいなあ。

 

このPeeping Life、調べてみたら、手塚プロやタツノコプロとコラボした作品もある。「アトムグレる」や「キャシャーン 嫁姑問題に揺れる」など、タイトルだけでもう面白い。見たことないシリーズがいっぱいあるので、しばらくPeeping Lifeで暇な時間を楽しめそうです。