牛車で往く

日記や漫画・音楽などについて書いていきます 電車に乗ってるときなどの暇つぶしにでも読んでください

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とはいえ「ロはロケットのロ」もなにか違う

11月27日の土曜日はすごく寒かった。ついに冬が来たかって感じ。晴れていても洗濯物の乾きは悪かったし、テレビに映った日本シリーズで戦っているヤクルトとオリックスの選手たちも寒そうだった。寒くなってくると、外を歩くときにやたらとちっちゃいペット…

Don't Cryって思うとき

今さらになってようやく金木犀の存在をちゃんと認識した。なんだか秋になって甘ったるい匂いがたまにしてくるなあ、もしかしてこれがかの有名な金木犀の香りとやらか?と思い、金木犀とは一体どんな花なんだと調べてみた。そうするとオレンジ色の小さな花の…

あとになって分かることばかりなのかもしれない

最近は講義形式の方がなんとなく話が入ってきやすいかなと思い、そんなタイプの本をよく読んでいる。 歴史を哲学する――七日間の集中講義 (岩波現代文庫) 作者:野家 啓一 岩波書店 Amazon 絶対的な過去っちゅうもんは存在しえないし、歴史は完結するものでは…

梨の秋

10月。去年の空気感を覚えていないくせに、なんとなく10月にしては暑いような気がしていて、そんな気候がダラダラと月の半ばまで続いた。30℃まで届く日がちらほらあって、とはいえ夜にはクーラーは必要ないほどの涼しさだったから、それに伴って夜食を食べる…

目に映る住吉川の風景は彼岸のものか此岸のものか

以前ブログに書いたこの本を読んで以来、ずっと行ってみたいと思っていた住吉川に先週行った。 www.gissha.com 住吉駅を降りてまっすぐ住吉川へ向かってしまうと、川に着いてから歩いて下る距離があまりないかなと思い、ある程度北に上ってから向かうことに…

ハトは平和の象徴だとか言うけれど

机の上に積まれた本の山の中から適当に一冊を手に取ってページを開く。読み始めたはいいが、なんだかつまらなくなってすぐに閉じて寝転がる。スマホをいじりながら、これはあれだ、家の中だからだ、なんてことを考える。外で本を読みたい。外の方がなんだか…

ずっとついて行くとか一生好きとか

コロナウイルスのワクチンを打った。打ったのはモデルナ。ワクチン摂取会場のビルに着くとアルバイトっぽい人に出迎えられ、予診票を見せると問診のブースに案内された。簡易のパーテーションにより即席で作られたブースに入ると、そこには白衣を着た多分お…

文芸誌を読んで袋ラーメンを食べたくなる

7月21日、水曜日。4連休に向けて本でも買おうと思い立つ。会社帰りに本屋に向かって自転車を走らせていると、そういえば文芸誌のどれかで長嶋有を特集したものが出ていたな、と思い出す。本屋に着いて雑誌コーナーに足を運ぶと、それは群像であった。 群像 2…

今は小暑を迎えた頃らしいんですって

最近は雨の日が多い。だから、休日に雨が降っていなければ、たとえ空が晴れておらず重そうな雲が広がっていようと濡れずに歩ける、ただそれだけで貴重なことであり、隙ありといった具合にとりあえず外に出る。それに七月ももはや三分の一を迎えていて、歩く…

茄子味噌を作るときの味噌を入れるタイミング

7月4日、日曜日の日記。この日は雨が降って蒸し暑くて、家で本を読んでいても集中できなかった。クーラーをつけるのはまだ早いかと思いながらも、結局16時ぐらいの凪の時間に我慢できずにつけてしまった。 クーラーをつけても一度失われた読書への集中力が帰…

タティスJr.のことタティジュニって略す?

最近は朝起きるたびに大谷翔平がホームランを打っている。今日は1日に2本もホームランを打っていて、今季、誰よりも早く30号に到達した。 NUMBER 30. pic.twitter.com/CjUX8ZUAQb — MLB (@MLB) 2021年7月3日 大谷を見て、ホームラン王を争う選手はこんなペー…

エアコンクリーニングという名の夏を迎える準備

去年は夏前に、自分で買ってきた洗浄スプレーを使ってエアコンを洗ったのだけれど、いざ夏が来てスイッチをオンにすると、なんとも言えないにおいの風が吹いてきた。だから今年は業者に頼んでちゃんと洗ってもらおうと、ネットでクリーニングの依頼を申し込…

キックボードやらローラーシューズやらブレイブボードやら

暇すぎて散歩に行った。電車の車窓から眺める街がどれもいい街のように思えるのは、自分が住むことのない関係のない街だから。電車に乗りながら、人生で一度しか訪れたことがないけれど何故か印象に残っている場所を再訪するみたいな企画の番組をやってほし…

アイスクリーム日和が多くなってきた今日この頃

今日、お昼ご飯を買いにセブンイレブンへと行った道すがら、見かけた人たちの半分ぐらいが半袖を着ていた。確かに最近は暖かくなって来た。先週の木曜日の会社帰りの夕方なんて、自転車で走っているとめちゃくちゃ過ごしやすくて気持ちのいい完璧な気温で、…

自分の中で自分の川を育てる(山納洋「歩いて読みとく地域デザイン」)

ゴールデンウィークは本を読もうと、山納洋の「歩いて読みとく地域デザイン」という本を買って読んだ。 歩いて読みとく地域デザイン: 普通のまちの見方・活かし方 作者:山納 洋 発売日: 2019/06/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) これまでも誰かと話をし…

積み重なって立ち上がってくるもの(藤原無雨「水と礫」)

寝る前に布団の中でスマホをいじっていると藤原無雨の小説「水と礫」の試し読みに行きついて、それが面白かったから買ってしまおうかと一日悶々と悩んだ結果、買った。 水と礫 作者:藤原無雨 発売日: 2020/11/13 メディア: 単行本 試し読みはこちら web.kawa…

学んだことを活かしたいけれどその機会が思いつかない

この前、個人的な興味からプルースト現象について調べた。 www.gissha.com 自分はマスクを外したときに感じられる匂いによって胸がグッとくる体験から、これはどういう仕組みでこんなことになるのだろうと気になり調べたことでプルースト現象にたどり着いた…

曲の歌詞と現実の風景が繋がった瞬間のこと(フジファブリック「茜色の夕日」)

最近フジファブリックの「茜色の夕日」を聴いた。 フジファブリック (Fujifabric) - 茜色の夕日(Akaneiro No Yuuhi) 自分は特にフジファブリックのファンというわけではなく、彼らの有名な曲をいくつか知ってはいるがアルバムをわざわざ聴いたりはしない、そ…

春の海を見に行ったら隙間に猫がおったの回

暖かくなってきて 春の海 終日のたり のたりかな 与謝蕪村 の感じを味わいたくなって海を見に行った。とりあえず電車に乗って海が近くにある駅へと向かう。駅を降りて南に行けば海を眺めることができる開けたところに着くだろうと、なんとなくで歩みを進めた…

においをかいで思い出す記憶について

ずっとマスクを着けているから、この冬は自分の口から白い息が出るところを見ていない。マスクを着けていなければ口どころか鼻から白い息が出ることもあったのに。白い息の正体は水蒸気が冷やされたものであり、水蒸気は気体で、白い息になったらそれはもう…

走りたいかもしれないけれど理由がない(チャットモンチー「8cmのピンヒール」)

チャットモンチーの「8cmのピンヒール」を聴く。 告白 アーティスト:チャットモンチー 発売日: 2009/03/04 メディア: CD いい曲やなあと思う。ピンヒールを履いたら走りにくいのかそうでもないのかはよく分からないし、8cmのピンヒールが高いのか低いのかち…

2021年1月に読んだ本とか聴いた曲とか

1月は結構本を読んだ。 きことわ (新潮文庫) 作者:朝吹 真理子 発売日: 2013/07/27 メディア: 文庫 朝吹真理子の「きことわ」はとても丁寧な作品で良かった。この小説では現実と夢と過去の記憶が入り乱れながら話が進んでいくため、読んでいると自分の記憶は…

どこに行ってもついて来る歴史(レイ・ブラッドベリ「火星年代記」)

最近は外に出るのも憚られるから、外出したとしても家と会社の間、もしくは家とスーパーの間を往復するぐらいしかない。そうすると、もう飽きるほどに通ったこれらの道中に、なにか面白いものはないかと探すようになった。そんな風にして日々を過ごしている…

浜辺美波のオールナイトニッポンが思いのほか面白かった

休みの日が長く続くと、次第に生活リズムは後ろにずれていき、寝る時間は遅くなっていく。とはいえ、大学生のころのように2か月近く休みが続くわけではないから、大きく狂ってしまわないために、せめて夜中の2時までには寝ようと、12時半には眠たくなくても…

2020年の年末を過ごした感じ

世が世なので、誰にも会わずにひとりで年末を過ごすことに。例年よりもヌルっと静かに仕事を納め、大晦日に大寒波が直撃するとのニュースを耳にしたため、それに備えた数日分の食料を買い込むべく近所のスーパーへと足を運んだ。 大晦日と言えば年越しそばを…

続・蜜柑の輝きは何によるもの?(平岡敏夫「ある文学史家の戦中と戦後」)

以前に読んだ荒川洋治の「読むので思う」の中で引用されていた、平岡敏夫の「ある文学史家の戦中と戦後」を読んだ。 ある文学史家の戦中と戦後―戦後文学・隅田川・上州 (学術叢書) 作者:平岡 敏夫 メディア: 単行本 「読むので思う」では、平岡敏夫の「ある…

河川敷ですれ違うおっちゃんに教えてもらったこと

家を出て自転車に乗り会社に向かって漕ぎ始めると、ペダルを漕ぐのに合わせてキコキコと音が聞こえてきた。大学を卒業し会社に就職して以来いまの自転車にずっと乗り続けているのだが、そろそろガタが来ているのかもしれない。とはいえそんな音が聞こえてく…

御所の読み方は「ごしょ」で、御苑の読み方は「ぎょえん」

最近は洗濯物の乾きが非常に悪いから、せめて朝早くから洗濯して外に干しておく時間を少しでも長くできれば多少は乾きもマシになるだろうと、自分が目を覚ましてすぐに洗濯が開始されるよう、洗濯機の開始タイマーを予約しておこうと思い立った。洗濯機の予…

蜜柑の輝きは何によるもの?(荒川洋治「読むので思う」)

荒川洋治のエッセイ「読むので思う」を読んでいると、アメリカの学生は芥川龍之介の「蜜柑」における汽車の窓から蜜柑が投げられるシーンを読んで、その場面には神様が関わっていると解釈するとの記述があった(正確には、荒川洋治が平岡敏夫の「ある文学史…

涼しい夜から肌寒い夜に変わったころ

初めて訪ねた街を歩いていると、その風景の中に自分の知っている街の面影を探してしまう。あ、ここはあそこらへんっぽいなあとか、ここはあそこらへんの雰囲気に似てるなあとか。そのようにして目の前の街の輪郭を知っている街のものに当てはめてみるのだが…