牛車で往く

日記や漫画・音楽などについて書いていきます 電車に乗ってるときなどの暇つぶしにでも読んでください

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ヒィッ! へぇ? ぎゃぼーっ!

TVerのアプリを開いたら、のだめカンタービレのドラマがあるのを見つけてテンションが上がった。

 

tver.jp

 

第二話まで公開されており、見るとやっぱり面白い。第一話終盤ののだめと千秋先輩が一緒にピアノを弾くところの玉木宏がめっちゃイケメン(上野樹里もかわいい)。にも関わらず、のだめにビビるときの「ヒィッ!」って言い方が面白くて(声の高さとか目のひん剥き具合とか)、短絡的に玉木宏になりたいと思った*1。続きが見たくなり、普通に面白いからデータ買い切りで買ってやろうとAmazon Prime Videoを調べると、現在ご利用いただけません、との表示が。ほんじゃあDVDはどうかと調べてみれば、映画編まで含めると全部で四万円ほどかかると分かり、流石にそれは高いとなった。買うのは諦めて配信されているのを探すと、フジテレビのアプリFODで見られるらしく、さらには期間限定で初月の会員費が二百円とのこともあり、一ヶ月で見るつもりでプレミアム会員になった。とりあえず今のところ第六話まで見たけれど面白い。第四話で千秋先輩が心を開いて、最後にSオケがひとつになって演奏したところでは込み上げてくるものがあった。Sオケのコンサートのシーンは第四話の終盤にあるのだけれど、そこに至るまでのストーリーの面白さ(お笑い的な、funnyの意味の)やらキャラの可愛さやらが乗っかって、コンサートの演奏シーンでは楽しいし素晴らしいっていう感情になった。それはYouTubeでvulfpeckのライブ動画を見たときに覚えた感動と似ていた。最近スタバに行ったときに、この季節だから店内でvulfpeckの「Christmas in L.A.」が流れていて、ええなあ、となり、vulfpeckが聴きたくなってYouTubeで動画を見たのだった。

 


VULFPECK /// Christmas in L.A.

 

見たのはサウナ帽を被っているライブとマディソン・スクエア・ガーデンでのライブなんだけれど、そのどちらも楽しそうに演奏していて、そして曲も良いから見ているこっちも楽しいってなふうになり、これが音楽をする喜びかと胸のあたりの圧力がグッと高まる興奮というのか感動を覚えた。

 


Vulfpeck Live at Bonnaroo

 


Vulfpeck Live at Madison Square Garden

 

特にマディソン・スクエア・ガーデンの方では、舞台に対して正面から撮影した映像ではなく、演者と同じ舞台上で動き回りながら撮影している映像となっており、舞台上から見える観客席の眺めから、ライブ中の演者にはこんな光景が見えているんだっていう壮観さを感じ、それから今度はブルージェイズのころのムネリンのサヨナラヒットのシーン、あの映像にもこんな時間、こんな瞬間にしかない感動、興奮が収められていたってことを思い出した。

 


Kawasaki's double gives Toronto walk-off win

 

打ち返したボールが左中間を抜けて行くのを見ながら一塁キャンバス、二塁キャンバスを蹴り、ヘルメットを上空に投げ捨てたムネリンが目にした、ベンチから飛び出して駆け寄ってくる仲間たちや、観客席を埋めるファンたちが総立ちになる様子。およそ自分の肉眼では見ることのない光景の広がりを想像しては、興奮し羨ましく思ったりする。人生のそういう一瞬。とにもかくにも、のだめは面白くて良いドラマ。

 

のだめ第四話の、千秋先輩の部屋でこたつでグダグダになる回を見ながら、panpanyaの漫画で学校の机をこたつにすることで血流が良くなり頭の回転が早くなるって説が唱えられていたことをこれまた思い出す。自分も冬になるとこたつを出す派の生活を送っているが、確かにこたつは血流を良くするとは思う。でもそれはお風呂的な血流改善で、頭がぼうっとして明らかに集中力が低下する。結果、何もやる気が起きない。しかしこれはこたつプラス地べた座りという組み合わせが悪いような気がしていて、panpanyaの漫画のこたつプラス椅子のスタイルであればちょうどいいんじゃないかと思える。そもそもこたつがない条件においても、地べた座りはいつでもすぐに寝転がれる状況にあるから、椅子に座った状態と比較して机に向かう集中力が途切れやすい。そこにこたつなんてもんが合わされば、そりゃあすぐに寝転びたくもなる。でもそこを椅子に座る状態にすれば、寝転ぶのを抑える事ができ、体は温かいし集中力は続くするということでいいんじゃないかと思うけれど、こたつプラス椅子って隙間ができやすくて空気が入ってきて足元がスッとしそうやなあとか、なんやかんや寝転ばんだけで机に突っ伏して寝てまいそうやなあとか、現実的にそのスタイルを導入することはないくせにあれこれと考えてしまった。とはいえ、何かをやるときにやる気を出すための環境設定は大事だと思う。最近は本を読むときにYouTubeで喫茶店の環境音を流せば集中できると気づいた。あとは究極スマホを地中に埋めたい。

 

*1:あと「へぇ?」の言い方も好き