牛車で往く

電車に乗ってるときなどの暇つぶしにでも読んでください

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2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ピンク色の桜は陽光桜

今日、お昼ごはんを買いに行く途中の道で、めちゃくちゃ綺麗な桜が咲いていたのに気がついた。今年初めて目にした桜かもしれない。 こちらの桜は神代曙(じんだいあけぼの)という品種のようだ。そしてその隣には、もう一本桜の木が植えられていた。 こちら…

清見オレンジと芥川龍之介の「蜜柑」

冬は寒くていやだ、早く春になってほしいと散々このブログに書いておきながら、いざ冬が終わってしまうと思うとなんだか名残惜しい。なんて勝手なことをいっているんだと自分でも思うが、いやな思い出もいつかは笑い話になるがごとく、寒い冬の辛さはあまり…

夜桜に誘われて春の宵の散歩に出かけよう(ニッポン印象派「東京 春の宵」)

NHKのBSプレミアムで放送されていた番組、ニッポン印象派の「東京 春の宵」が素晴らしかった。 www4.nhk.or.jp 番組冒頭、中国の詩人である蘇東坡の残した詩の一節「春宵一刻値千金」が紹介されていた。春の宵のひとときは素晴らしく、どんな千金にも代えが…

川沿いの土手を自転車で走るのが心地よくなってきた今日この頃

今さら存在を知ったバンド、1983(イチキュウハチサン)のこの曲が良すぎる。 1983『サマーミラージュ』 (OFFICIAL MUSIC VIDEO) 出だしの歌詞の 川を渡る陸橋を走るブルートレイン Slow Step Coming の部分が恐ろしいほど自然にスルッと入ってくる。なんて…

思考する時間においてのみ人生は自分に近づいてくる(保坂和志「人生を感じる時間」)

小説家の保坂和志が人生について考えたこの本。 文庫 人生を感じる時間 (草思社文庫) 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2013/10/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 保坂さんの考えを書いた本には共感することが多い。そし…

男子トイレの横から丸見えの小便器を考えた者は悪魔

男子の小便器というものは汚れやすいものなのだろう。だからスーパーマーケットなどの男子トイレには、小便器の前の壁にトイレを汚されないように注意する張り紙が貼られている。「もう一歩前へお寄り下さい」といったシンプルなものや、「いつも綺麗に使っ…

卒業ソングの良さは卒業して時間がたってから気づく

毎朝の通勤経路でよく目にしていた男子高校生の姿を、最近めっきり見かけなくなった。春休みにはまだ早い時期だから、彼は高校3年生で卒業してしまったのだろうか。高校の卒業式はだいたい3月の1、2週目だった気がするから、卒業なら合点がいく。 わたしは卒…

科学的であることの重要性、そして科学的であるためには(森博嗣「科学的とはどういう意味か」)

森博嗣のこの本、読み返すたびに考え方がいい方向にリセットされる。 科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/06/29 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 146回 この商品を含むブログ (76件) を見る タイ…

トリスのCM、キャスティングも加山雄三の曲もセンス抜群ではないでしょうか

このトリスのCMが良すぎてたまりません。 サントリーウイスキー トリス<クラシック>『 歌う、しあわせだなあ・瓶』篇 30秒 サントリー このCM、吉高由里子のいいところがギュッと詰まっている気がする。というか吉高由里子とロバートの馬場ちゃんの2人とい…

空港って雰囲気が良くてなんだかワクワクする

本日、出張のため空港にて飛行機に乗った。空港の雰囲気はいい。いつもとは違うところへ行く、日常から離れるワクワク感がある。仕事の出張ですらちょっと楽しい。最寄りの一番大きい駅から空港へと向かう送迎バスが出ており、そのバスの中でbonobosの「Gosp…

短歌によって呼び起こされる様々な思い出や感情(錦見映理子「めくるめく短歌たち」)

歌人の錦見映理子によるエッセイ「めくるめく短歌たち」。 めくるめく短歌たち 作者: 錦見映理子 出版社/メーカー: 書肆侃侃房 発売日: 2018/12/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 著者の思い出や考えたこと、感じたことなど…

漫才Loversスペシャル ytv漫才新人賞決定戦2018-2019、勝ち負けじゃないよね~

芸歴10年目までの関西芸人が漫才の腕を競い合う「漫才Loversスペシャル ytv漫才新人賞決定戦」が、この前の日曜日に放送されていた。 www.ytv.co.jp 年に3回行われる予選を勝ち上がった6組が決勝戦で優勝をかけて争う。決勝戦に進出した芸人はネタ順で以下の…