牛車で往く

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結局モスバーガーはチリドッグが最強

5月なのにちょっと暑すぎやしませんでしょうか。私の住んでいるところは昨日、気温が33ºCほどあったらしい。梅雨もまだ来ていないのに、こんなに暑いなんてクレイジーだぜ。平方イコルスンの「スペシャル」で、伊賀とさよちゃんが、今年の夏は暑くするのが下手くそと会話していたのを思い出す。

 

to-ti.in

 

さながら今年の夏は、まだ呼ばれてもいないの来てしまった早とちり野郎でございましょうか。もっとゆっくりしてていいのに。

 

今日のお昼はなんだか暑くて食欲があまり湧かない、けれどもお腹は空いているという混沌とした状態になってしまった。ガッツリご飯を食べる気が起きないので、ハンバーガーでも食べに行こうとモスバーガーへ。店内に足を踏み入れたときの外気との温度差に夏を感じる。この店に入って感じるクーラーの恩恵、「ふぃ~」と声を漏らしてしまいそうになるのが夏よなと思う。そして、モスバーガーに行くたびに、メニューを見るまでは「今日は何を食べようかな」と思いながらレジ前に立つのだが、いざメニューを見てしまうと毎回チリドッグに視線が吸い寄せられてしまう。

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この前もチリドッグを食べたし、たまには違うのを食べようと心に誓うときもあるのだが、それでもメニューを見てしまうとチリドッグが食べたくなってしまう。なんなんだ、このチリドッグの求心力は。最強すぎる。結局今日もチリドッグを注文した。

 

飲み物のオレンジジュースだけを先に渡され、チリドッグとポテトは出来上がり次第、席まで持って来てくれるということに。カウンター席に座ると、カウンターのテーブルと椅子が遠いことに気づく。椅子を引こうと思ったら固定されている。もうちょい椅子は前のほうが良かったやろと思うも、まあしょうがない。たまにあるよね、距離感のイマイチなカウンター席。

 

暑くてのどが渇いていたから、オレンジジュースがめちゃくちゃ美味しい。そして、チリドッグとポテトが届いたころには結構な量を飲んでしまっており、ペース配分を間違えていることに気がつく。しょうがねえよ、何回も言うけど暑いもん。まだ体が慣れてないもん。ということで、オレンジジュースを飲む頻度をセーブしながら、チリドッグとポテトを食べるしかない。だが、セーブしようと考えていると、余計にのどが渇いてくる気がする。「ああ、めっちゃ一気に飲んでしまいたい」と思いながらも我慢しながら食べていたが、とうとう耐え切れなくなり、チリドッグがまだ半分ぐらい残っているのにオレンジジュースを一気に飲み干してしまった。めちゃくちゃ美味しい。なんだか刹那的に生きてしまったという背徳感も相まって、のどごしがすごいと感じるのは大げさでしょうか。そんな風に勢いで道半ばにしてジュースを飲み干してしまったが、幸いにも店内には水が用意されており、なんとかその後も喉の渇きを癒すことができた。まあ水がなくても追加で注文すればいいんですけど。そして、この水もまたうまい。もう今なら飲み物全部美味しく感じるんやろうなと思うほど。そして、チリドッグからはみ出したソースをポテトにつけながら食べるのも美味しい。全部美味しい。マクドナルドのチキンナゲットのバーベキューソースも、ポテトに付けて食べると美味しいですよね。小学生のころにめちゃくちゃやってました。

 

 

ポテトを食べた後はこれをやっちゃう。やっぱりあるあるなんやね。油と水やからイマイチ落ちない感じもあるけどやっちゃう。

 


そして、私が食べている途中で隣の席に人が来たのだが、その人のメロンソーダがめちゃくちゃ美味しそうに見えた。あの透き通った緑色。あの色が化学的な色に見えて体に悪そうと思う日もあるが、今日はめちゃくちゃ美味しそうに思えた。これも暑さのせい。話は飛ぶけれど、ご飯を食べに行ってどっちのメニューにするか迷ったときに、頼まなかった方を友達が食べていたら「ああ、今日はあっちが正解やったわ」って思っちゃうことあるよね。なんであんなにも他人が食べているものは美味しく見えるんだろう。私は卑しい愚か者なんでしょうか。

 

ここのモスバーガーは、私の最寄り駅から2駅ほど行ったところにあるのだが、お客さんがいつも少ない。だから、なんだか広々としていて居心地がいい。この駅からさらに1駅進んだところはかなり栄えた駅となっており、そこから近いこともあって、この駅自体はそんなに利用客が少ないわけではない。しかし、大半のお客さんは栄えている駅のほうのお店を利用するのだろう。そんなこともあって、この駅周辺の飲食店やスーパーなどは割と閑散としている。それでも私はこの駅周辺の雰囲気が自分の肌に合っているなと感じており、なかなかに気に入っている。この駅周辺に引っ越してもいいなあとまで考えていた。しかし、やっぱり利用客が少ないということは問題であるようで、この駅にあったスーパーは最近閉店してしまった。スーパーが潰れてしまうのは中々に痛手であり、私の引っ越し計画もそれを受けて中止になってしまった。まあ引っ越してから潰れられるよりもマシかと思うことにしたが。それでも自分の気に入っている町がそんな状況になってしまうのは残念なことである。ここのモスバーガーも、お客さんが少なくて居心地がいいから気に入っているのだが、潰れられると寂しい。どうにか良いバランスを保ちながら残ってほしいところだ。

 

一人暮らしを始めたばかりのときは寂しくて、「私があんまり好きになれないこの町も、誰かにとっては故郷であり、帰りたい場所なのだろう。そして、私にとっての故郷が、誰かにとってはあんまり好きになれない町であることもあるのだろう。」みたいなことをよく考えていた。けれども時間が経つと人間は慣れるもんで、今住んでいる町のことも好きになってきている。

 

 

別に強がっているわけじゃなくて、本当に。