牛車で往く

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ハロウィンに見る冷静と情熱のあいだ

今年の10月31日は木曜日であった。仕事を終えて家に帰りテレビを見ていると、ハロウィンで仮装した人たちのニュースが流れてきた。そうか、今日はハロウィンなんか。本当にみんなやってるんだね、ハロウィンパーティー。それこそフィクションの世界のように思えるテレビの中の渋谷スクランブル交差点。わたしの生きている世界とハロウィンの渋谷スクランブル交差点は、なにをどう考えても交じり合わない。「ほえ~。」と思いながらテレビを眺める。しかしふと、大学生のころに大阪駅にてハロウィンの様子を目にしたことを思い出した。電車の乗り換えで降りた大阪駅のロッカーで、仮装した人たちが荷物を預けるところを目の当たりにした。おそらく、これから街へ繰り出す準備をしていたのであろう。そして、そんな彼、彼女たちの派手な格好をしているのに、邪魔になりそうな荷物はちゃんとロッカーに預ける姿を見て、なんだか変な感情が湧いた。人ごみの中、どさくさに紛れて物を盗られる恐れもあるし、荷物を預けるのは普通のことなんだけど、なんとなく心の中で「そんなん気にせんと、はしゃげよ!」と突っ込んでしまった。はしゃいでる人たちの妙に冷静な瞬間。そして、『この人たちはハロウィンパーティーが終わると、ここのロッカーに帰ってきて荷物を取り出して家に帰るのかあ。』なんてことを想像してしまった。そもそもハロウィンパーティーがどんな風に終わるのかも想像できないけれど、そりゃあ何事にも終わる瞬間はあるわけであろう。その瞬間って一体どんな感じなんだろう。なんかちょっと寂しさとか虚しさを覚えたりするんだろうか。それとも「今日のハロウィンパーティー、良かったなあ。」っていう感じなんだろうか。良いハロウィンパーティーのときと悪いハロウィンパーティーのときってあるんだろうか。

 

ハロウィンに全く興味をもっていなかったわたしは、当日のニュースを見てようやく『あっ、今日ハロウィンやったんや。』という風になったが、『今週の木曜日、ハロウィンやん。めっちゃ楽しみやわ。』とワクワクしながら日々を過ごしていた人もいるのだろうよ。この温度差たるもの、すさまじいものを感じるが、逆もまた然りなのだろう。この前行われたキングオブコントの決勝。わたしはもう楽しみすぎて、数日前からワクワクしていたし、当日は放送開始までにあらゆる用事を済ませて、完全にキングオブコントに集中できるような状況を整えてから見た。そんなふうにしてみるキングオブコントはやっぱり面白くて、終わった後も数日間は関連番組などを見て楽しんでいた。ところが会社のお昼休みのときなどに、同期や仲のいい人に「キングオブコント見た?」と聞いてみると、みんな全然見ていない。もう青天の霹靂。わたしは試合前の計量に向けたボクサーがごとくコンディションを調整していたのに。『あんなに面白いのに、なんでみんな見ないんだっ。』と思わずにはいられなかった。そして感じたみんなとの温度差。まあ去年も一昨年もそうだったのだけれど。

 

ってことはだね、やっぱりハロウィンにもわたしには分からない楽しさが絶対にあるはずで、「昨日のハロウィンどうやった?」「めっちゃ楽しかったで!」という会話が日本のどこかで起きていたのだろうよ。ただ、わたしの周辺ではそんな会話を耳にすることはなくて、一体ハロウィンパーティーしている人って日本の人口の何%ぐらいなんだろうなどと思ってしまった。それとも、わたしのことを『こいつは明らかにハロウィンではしゃぐようなやつではないな。』と判断して、話題を振ってこないだけかもしれないが。冷静に考えてみて、ハロウィンの日に仮装して街に繰り出しはしゃいでみれば、割と楽しいんじゃないかと思わないこともない。仮装することでその瞬間は日常の自分を捨てることができるし、解放感もあるだろう。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々という言葉もありますし、一度やってみるのも一興・・・。いや、やっぱり無理。恥ずかしい。

 

そしてSNS上で、ハロウィンではしゃぐ人に対して外国の子どもたちが「Trick or Treat!」とお菓子をもらいに行ってる動画などを挙げて、まるで洋画のキャッチコピーのように「日本よ、これがハロウィンだ」みたいな雰囲気を出している人をたまに見るけれど、そんなもんはしゃいでる人たちも百も承知であろうよ。分かっててやってんねん。ただ、「日本よ、これがハロウィンだ」と言ってる人たちも、分かっててやってるのかもしれないけれど。自分は面白さが分からないのに、それでめちゃくちゃはしゃいでる人たちを見て、なんかモヤモヤすることってあるもんね。

 

ハロウィンの次はサンクスギビング、ブラックフライデーが日本にはないイベントだろうか。去年はブラックフライデーのセールでマフラーを安く買えてよかった。ちゃっかり自分も便乗しちゃってる。こういう日本にはないアメリカの文化は、スヌーピーの漫画を読んで学んだ。

 

SNOOPY COMIC SELECTION 70's (角川文庫)

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簡単な英語でもいいから量に触れることで英語が出来るようになると聞いたわたしは、一時期やたらとスヌーピーの漫画を読んでいた。50年代のスヌーピーは四足歩行であり、デザインも今よりは頭が小さくて犬っぽかったことを知った。スヌーピーを読んでいるとハロウィンやサンクスギビング、イースターなどのエピソードが出てきて、なんとなくでアメリカの文化を学ぶことができた。他にも、アメリカの漫画ではため息を「💢SIGH💢」と表現することをスヌーピーで知った。どう見ても怒りマークにしか見えなかったけれど。他にもこの本とか読んだなあ。

 

Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)

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英語力は全く向上しませんでしたけども。💢SIGH💢