3連休ってあっという間に終わるね。毎週毎週休日がやってくるけれど、読みたい本や勉強したいことがなんやかんやで出来ずに終わる。昼間ってなんであんなにやる気が出ないんだろう。ダラダラしているだけで過ぎていくお昼の時間がもったいない。夜になると急に「よしっ、やるか!」っていう気分になるけれど、あっという間に寝る時間が来てしまう。あとは本を読んでいると昼も夜も関係なく眠たくなるし。この3連休だって毎日8時間ぐらい寝ているのに、お昼の2時ぐらいになるとめちゃくちゃ眠たくなった。睡眠の質が悪いのだろうか・・・。
the band apartの新曲「DEKU NO BOY」がひたすらに良い。
the band apart / DEKU NO BOY 【MV】
木偶の坊からのDEKU NO BOY。バンアパが日本語詞を歌うようになって久しいが、日本語詞を歌うようになったからこそ、ついたように思えるこのタイトル。
昼から公園でビールでも飲もうぜ
大体社会に出てもいない
って歌詞があるけれど、バンアパの4人でもこんなことをふと気にしてしまう瞬間はあるんだろうかなんてつまらないことを考えてしまった。そして、この曲やブコウスキー、西村賢太の小説、穂村弘のエッセイなどの社会に上手く馴染めないことを表現した作品に対して、簡単に共感を覚えるのは果たしていいのだろうかと思うときがある。自分と同じような生きづらさを感じている人がいることを知れるだけで心が軽くなる面もあれば、自分のダメなところを無条件で肯定するために作品に共感している面も少なからずある。一生そんな作品に慰められてばかりでは人生は何も変わらない。そんなこと、分かってはいるんだけれども。なにが良くてなにが悪いといった単純な話ではないと思うが、なんだかモヤモヤすることが増えてきた今日この頃である。それにしても、ベンチに座ってドラムを叩く小暮氏の佇まいがカッコ良すぎて心が震える。
この曲が良すぎて、最近はバンアパの曲を聴き返している。「my world」、「bacon and eggs」、「taipei」とかが好きです。「8月」もいい。でも「Capone」もいいし「Moonlight Stepper」もいい。なんていう風にずるずると曲を掘り返しては聴いていっている。
そして、「DEKU NO BOY」と同じEPに収録されている「SCHOOL」もカッコいい。
こっちの曲も歌詞をちゃんと読んでみると社会からのはみ出し者について歌ったような内容。高橋源一郎が教育とは
「一日六時間、みんなで同じ机に向かい、先生が黒板に書いていることを書き写す」というような無意味なことを、我慢できるような人間を作るため
と言っていたことを思い出す。
そしてなんとなく呂布カルマの「俺の勝手」も思い出す。
当然のように未来は 自分で切り開いてく以外ない
っていう当たり前のことが難しい。じゃあ難しいっていうけれど、とりあえず何か行動してみましたか?と聞かれると、答えるのが余計に難しい。
そして「SCHOOL」の曲調とPVの怪しさからVELTPUNCHを想起する。VELTPUNCHなんてもっと分かりやすくダメ人間について歌っている。しかも怒りをぶちまけながら。それがまたカッコいいんだけれど。ちょっと寒くなってきたこの時期は「Cheap Disco"13 steps"」が良いですね。
Cheap Disco"13 steps" / VELTPUNCH
アウトローが絶品。
それにしても我がウォークマン。なぜにthe band apartのアーティスト名のイニシャルが「V」なのだ。「B」やろ普通。この前、バンアパだけを網羅的に聞こうと思ってアーティスト名の「B」を必死に探したけれど全然出てこなかった。しょうがなくアルバム名の項目からひとつずつ聴きたい曲が収録されているアルバムを選んで再生したけれど。時間があるときに探してみたら「V」におるやん、バンアパが。え、ヴァンアパじゃないよね?しかもパソコン側で曲を管理しているアプリケーションのMusic Centerにおいて、イニシャルを変える方法が分からない。腹立つ。そういうのはちゃんと分類したい派やのに。Music Center、マジで木偶の坊ですわ。