タイトルを波線で囲んだりしちゃいました。っていうことで、マジ漫画読んでます。
チェンソーマンは本当に面白いなと思っていましたが、出てきたキャラが覚える前に死んでいくし、あれ?これ誰やったっけ?みたいなキャラもちょいちょいいて、ちょっとずつついていけない展開が増えてきました。まあでもこの巻のタイトルが「ちょうめちゃくちゃ」なんで仕方ないですね。読み返す、もしくはもう少し読み進めることで分かるようになるのでしょうか。諦めてしばらく読み続けます。とはいえ、なんかよう分からんけど、面白いのがすごいところ。今自分が高校生だったのなら、部活の時間に友達とこの漫画の話ばかりをしているだろう、それくらい謎の魅力があります。
この、チェンソーマンからスキップとローファーの振り幅ね。心が洗われるようでございます。とはいえ、スキップとローファーも読んでいる間は人間関係から来る独特の緊張感があって、なんだかソワソワしながら読んでしまう。なんやかんやでみんなみつみちゃんに救われるんだけれど、そのみつみちゃんが神様、仏様みたいな全知全能ではなくて、みつみちゃん自身も色々悩んでいるのがいい。この、みつみちゃんも精一杯生きてるって感じ。そして、そんなみつみちゃんを救ってくれるのがふみちゃんっていう関係性。ふみちゃん、わたしとも友達になってください(この巻にふみちゃんは出てこないけど)。そして、相変わらずみつみちゃんの顔が面白くて、四巻では投票用紙を切っているときのカエルみたいな顔がお気に入りです。漫画の帯には毎回「みつみといれば、いつのまにか〇〇」といった宣伝文句が書かれており、一巻から順番にハッピー、スマイル、ジョイフル、ポジティブとなっている。三巻のジョイフルでちょっとキツそうになったところを、四巻のポジティブで持ち直した感じはある。果たしてこれから〇〇に入るワードはどうなっていくのか。いつまで続けられるのか。ワンダフルとかシュプリームとかどうでしょうか?そして、その単語の並びからなんとなくドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」を思い出す。
DREAMS COME TRUE - うれしい!たのしい!大好き!(from DWL2007 Live Ver.)
あっという間に終わってしまった、田島列島の「水は海に向かって流れる」。この三巻はTHE 最終巻といった感じでサクサク話が進んだ印象でした。「水は海に向かって流れる」には各巻に胸が熱くなるシーンがあるんですけれど、この最終巻ではカツアゲ募金箱ぶち込みシュートのところが良すぎました。こんなに一生懸命な仕返しがあるでしょうか。とはいえ、物語が始まるワクワク感みたいなものが漂っていた作品序盤がやっぱり好きで、全部読み終わった直後には、宮藤官九郎のドラマを見たときみたいな若干の物足りなさを感じてしまった。っていうのも、田島列島の漫画もクドカンのドラマもどちらも、ストーリーに夢中になっているというよりは、キャラ同士のやりとりが好きだからかもしれない(いや、ストーリーももちろん面白いんだけれど、それ以上に)。だから、終わってしまったときには喪失感というよりは、先ほども書いた『ああ、もうあの面白いやりとりが見れんのか』といった物足りなさを感じてしまう。とはいえ、この漫画はこれから何度も読み返すことになるだろう。ていうか、もう読み返している。なんだかんだ最高。
和山やまの漫画、めちゃくちゃ面白いね。出てくるキャラ全員がなんかちょっと可愛い。キティちゃん恐怖症のひとは優しいし、「カスです」という評価を下された人の語尾は「~もん」やしで、読んでいたらもうみんな仲よくしようという意味分からん感情が湧いてきます。楽しい会話をして、楽しく生きよう。