本
最近読んだスズキナオ氏の「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」が面白かった。 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 作者: スズキナオ,ポッポコピー 出版社/メーカー: スタンド・ブックス 発売日: 2019/11/01 メディア: 単行本 この商…
なんというか、9月、10月の時間はあっという間に過ぎて行っている。今年の夏は最高気温はそんなに高くならなかったが、暑い期間が長かった。9月なんてずっと夏の気温のままで、なかなか涼しくならなかった。だから9月になっても夏が終わった感じがしなくて、…
旅行代理店の前を通るたびに、店の前に出された様々な旅行先のパンフレットが気になってしまう。そして、旅行に行けたとして年に最大2~3回ぐらいかなあと考えると、この先いろんなところに行くためには全然時間が足りないじゃないかということに気がつく。…
先週、風邪をひいてしまった。夏風邪なんて人生で初めてかもしれないというくらい、この時期に風邪をひいた記憶がない。なんでも咳が止まらないタイプのものであった。ということで、一日会社を休んで病院へ。わたしは基本的に仕事なんて好きじゃないから、…
オカヤイヅミの「ものするひと」という漫画を買った。 ものするひと 1 (ビームコミックス) 作者: オカヤイヅミ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/03/12 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 30歳の小説家の日常を描いたこの作品。本屋で見…
最近川の土手を自転車で走っていたら、生い茂っている草と舗道の境目、草際とでも言おうか、そこにミミズの死骸がめちゃくちゃ落ちているのを目にする。 怖い。何が起きているんだ、ミミズたちに。と思っていたら、その草と舗道の境目にスズメが数羽いるでは…
ゴールデンウィークの中盤に神奈川県へと2泊3日の旅行に行ってきました。 まず旅行前日。天気予報を調べてみると、前半の2日間は雨の予報。もうこの時点で少しテンションが下がってしまう。10連休のよりによって旅行に行く2日間がピンポイントで雨。何してく…
冬は寒くていやだ、早く春になってほしいと散々このブログに書いておきながら、いざ冬が終わってしまうと思うとなんだか名残惜しい。なんて勝手なことをいっているんだと自分でも思うが、いやな思い出もいつかは笑い話になるがごとく、寒い冬の辛さはあまり…
小説家の保坂和志が人生について考えたこの本。 文庫 人生を感じる時間 (草思社文庫) 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2013/10/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 保坂さんの考えを書いた本には共感することが多い。そし…
森博嗣のこの本、読み返すたびに考え方がいい方向にリセットされる。 科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/06/29 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 146回 この商品を含むブログ (76件) を見る タイ…
歌人の錦見映理子によるエッセイ「めくるめく短歌たち」。 めくるめく短歌たち 作者: 錦見映理子 出版社/メーカー: 書肆侃侃房 発売日: 2018/12/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 著者の思い出や考えたこと、感じたことなど…
まだまだ大人じゃない、けれども少しずつ大人には近づいているという時期、中学生。そんな中学生たちの面白おかしい生態を、脚本家であり、コント作家でもあるワクサカソウヘイが書いたこの本。 中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる 作者: ワクサカ ソウ…
お金がない大学生のころはブックオフに大変お世話になった。古本を買うことでお金を節約しながら、楽しい読書生活を送ることができた。そして、社会人となった今、新品で本を買うのに必要なお金はもう十分に持っているのに、なんやかんやでブックオフに行っ…
整形前夜 (講談社文庫) 作者: 穂村弘 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/07/13 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (19件) を見る 歌人の穂村弘によるエッセイ。周囲の人を眺めてみると、自分はなんだかイケてないような気が…
月曜から金曜までの会社に通わなければならない曜日には、今度の土日は絶対に有効活用しよう、一週間のうちの限られた休日なんだからと思う。けれども、いざ土曜日が来ると、まず昼前まで寝てしまう。寝ちゃうよね。そして、あっちゅう間に休日が終わる。セ…
www.hmv.co.jp HMVの無人島 ~俺の10枚~において、台風クラブのボーカルである石塚さんがオススメしていたこの本を読んだ。 ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2014/04/10 メディア: 文庫 この商品を含…
先週の土曜日、世界一受けたい授業に歌人の俵万智が出演していた。今、短歌ブームが来ているらしい。短歌いいよね。 でも、短歌って読んでも意味が分からないものが多い。そこで短歌を丁寧に解説してくれているこの本がいい。 世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の…
細野晴臣さんのエッセイを買いました。 アンビエント・ドライヴァー (ちくま文庫) 作者: 細野晴臣 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/02/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る この本には、1995年から1996年までと、2002年から2006年…
小説の書き方。そんなもんがあるわけない。小説の書き方を学んで書かれた小説なんて、それは本当に小説なんだろうか。 一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786)) 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2002/06/20 メディア: 新…
哲学について学びたいとは思うけれど、どこから入ればいいのかが分からない。そんなときに見つけたのがこの本。 哲学ってなんだ―自分と社会を知る (岩波ジュニア新書) 作者: 竹田青嗣 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2002/11/20 メディア: 新書 購入: 1…
時に楽しくない人生を生き永らえて何になるって思うけれど、やっぱり死ぬのは怖い。少しでも楽しい人生を送りたい。こういう気持ちを何度も繰り返し抱えながら生きている人は多いと思う。短歌には、生きるってことを本当に考えさせられる。 はじめての短歌 (…
子どもって、いつまでが子どもなんだろう。大人って、いつからが大人なんだろう。明確に大人になったなあと思った瞬間はない。けれども、人間は緩やかに変化していて、気づかないうちに、子どもの頃の自分とは考え方が変わってきているのだろう。仮に、今の…
読書をする。読み終わる。ああ面白かったなあと思う。だけどなんだろう、読み終わった後に何も自分に残っていない気がする。読んだことが身についていない気がする。読んでいる間は面白いけれど、読み終わった後に何も掴めていない気がする。一体、読書とは…
だれにでも青春時代はある。それが美しいものであったか、そうでなかったかは別として。そして、青春時代の大抵の出来事は、良いことであろうが悪いことであろうがなんとなく全部が良い思い出のように思えるのである。私もよく高校時代は楽しかったなあと思…
この前、龍谷ミュージアムでやっていた「水木しげる 魂の漫画展」を観に行ってから、水木先生のエッセイを読み直してます。 www.gissha.com 今読んでるのはこれ。 妖怪になりたい (河出文庫) 作者: 水木しげる 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2003/0…